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目次
まずバーレーンって?
「バーレーン」とはいっても聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。バーレーンは中東・西アジアの国家であり、首都はマナーマ。面積は東京23区と川崎市を併せた面積とほぼ同じという小さな国ですが、ペルシャ湾に浮かぶ33の島々の集合体によって形成されています。
今回インタビューしたのはそんなマイナーな国に降り立ったHarukaさんという一人の日本人妻。旦那様のお仕事の都合で移住することになった彼女ですが、このバーレーンでの生活はどんなものだったのでしょうか。早速実際の声を紹介したいと思います。
悪かった点:レストランに入りずらい
中東のバーレーンは国教がイスラム教です。イスラム教の敬虔さは国や個人によってもちろん変わってきますが、ここバーレーンではヒジャブというよりも、アバヤとブルカといった体全体がすっぽり隠れる服を良しとする文化。それはバーレーンでの女性に対しての貞操観念の厳しさを表しています。
「そういった宗教的背景が関係して苦労したことも多かった」と語るHarukaさん。たとえヒジャブやブルカで肌の露出を抑えていても、レストランなどに女性で一人で行くというのはこの国では稀なこと。たとえグループでの訪問でさえ良い顔はされないため、必然的に外食が極端に減る傾向にあるようです。
悪かった点:車がないとアウト!
(C) Haruka
アメリカと同様、バーレーンは完全なる車社会。公共交通機関もそれほど充実していないので、車がないとどこにも行くことができずHarukaさんは苦労したようです。ダウンタウンまで行けば必要なものはある程度揃うほどに発達していますが、すこし離れると一気に不便になるのが実態なんだとか。思いつきで「カフェに行きたい!」と思っても車を一時間走らせないとコーヒー一杯にもありつくことが出来ない不便さがストレスだったそうです。