関西の中でお茶の有名なお店といえば、京都の一保堂。寺町通りにある一保堂は地元京都の人だけでなく、外国人も多く訪れる京都のお茶の名店です。そんな一保堂の魅力をお伝えします。
一保堂の歴史
一保堂は江戸時代の享保年間(1717年)、今から300年前に、お茶や陶器を扱う店として始まりました。その後、お茶の品質の良さが評判になり、1846年にお茶だけを扱う専門店「一保堂」となったのだそうです。そして2013年にはニューヨークにも路面店をオープンし、国内だけでなく、海外でも人気となりました。
京都ならではのおもてなし
筆者にとって、一保堂は京都ならではの気持ちのいいおもてなしをしてもらえる店。お茶のことに詳しくない筆者は、初めて訪れた時、お茶の種類があまりに多すぎて、どのお茶を選べばいいのかわかりませんでした。そのとき、お店の店員さんは筆者に丁寧に質問をして、好きそうな煎茶を選んでくれました。程よい距離感で、丁寧な対応。またぜひとも訪れたくなる接客でした。
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魅力的な空間
一保堂の魅力はその空間にもあります。足を踏み入れると、少し薄暗くて、窓から指す柔らかい日差しが印象的でした。江戸時代のお店はこんな感じだったのではないのかと思わされる空間です。お茶の名前が手書きで書かれた看板が目にとまります。伝統が感じられる空間ですが、気取らない印象がありました。一保堂は京都の名店も利用しているほどの店なのですが、誰もが入りやすい雰囲気。ティクアウトでお茶を購入することもできます。
筆者オススメのお茶
煎茶ももちろん美味しかったのですが、個人的には極上ほうじ茶に感動いたしました。今までに飲んだことのない、香ばしくて繊細なほうじ茶のお味。さすが京都のを代表する名店です。毎日飲んでも飽きることなく、毎回「美味しいなぁ」と思いながら、いただいています。ここのほうじ茶を飲んでからは、他のほうじ茶はいただけなくなったほど、極上の美味しさです。
一保堂のお茶はオンラインでも購入することができますが、京都に訪れたときはぜひ寺町通りの本店を訪れてみてください。京都のお茶の伝統を体験することができますよ。
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[一保堂]
[All photos by Nanako Kitagawa]