【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
お国が変われば、スーパーマーケットで売られている食材も変わりますよね。海外旅行先でのスーパーマーケット訪問は、その国の家庭料理や食文化を肌で感じる貴重なチャンスです。
筆者はこの夏、中国は上海に5日間滞在し、ローカルたちにさまざまなエリアを紹介してもらいました。そんな筆者が今回訪れているのは・・・、上海郊外のスーパーマーケット。日本からわずか3時間で到着するエリアながら、その売り場は日本のお店とは桁違いなインパクトがありました。
今回は、中国のスーパーマーケットで見つけた驚きの食材を、ツーリスト目線でご紹介します。ちなみに・・・、閲覧注意! な写真もあるので、お気をつけください。
1・無造作に置かれた皮付きのブツ切り肉
最初にご紹介するのは、精肉コーナーのインパクトある売り場です。なにやら皮が付いているままの肉を、無造作にブツ切りにして販売していますね!
こんなような量り売りコーナーが主流で、必要なぶんだけ詰めて購入するスタイルが主流なのかもしれません。ワイルドで目が釘付けになってしまいました。
2・骨つきの肉?それとも骨?
さて、ブツ切りワイルドなお肉の横に目を向けると・・・、なんと牛の骨肉! 輪切りにして、500gずつの分量でパッケージされていました。骨にしか見えないのですが、お肉も付いているのでしょうか。ダシ作りに使うのでしょうか。
骨の近くの部位がこの形でカットされているお肉は、日本ではなかなかお目にかかれませんよね。きっと、旨みがあって美味しいんだろうなと思いつつ、次に行きましょう。
3・なにかの足・・・
続いて進んでいくと、あれ? 何かの足が並んでいます・・・。蹄もしっかりわかり、このサイズ感だと豚の足でしょうか。あまりにもお行儀よく並べられていて、まじまじと見るとややグロテスクな印象も。けれどこちらも、きっと美味しく調理される部位なのでしょう。
4・圧巻の鶏肉たちがインパクト抜群!?
さらに進んでいくと・・・。思わず「えーっ!?」と声を上げてしまう光景が目に飛び込んできました。
このまま丸焼きにするのでしょうか、それとも家庭でカットするのでしょうか。見渡す限り「鳥・鳥・鳥・・・」。下処理された鶏肉が、所狭しとズラリ並んでいるのです。
綺麗に並べられているものの、整然と並んでいるからこそ、よく見るとギョッとしてしまう光景に。日本人としては見慣れないだけに、強烈です。あちらにも、こちらにも鳥です。いろいろな種類の鳥が集まっているようにも見えます。メニューに合わせてセレクトするのでしょうね。
5・惣菜コーナーも充実!
さて、ここまではインパクトの強い精肉コーナーを中心にご紹介してきましたが、お口直しならぬお目直しとして、その他のコーナーも見ていきましょう。
米粉を使っているのか、モチモチ&サクサクの口当たりが美味しい上海でよく見かけたパンも、スーパーで売られていました。
充実しているお惣菜コーナーも。後ろには、やっぱりお肉がぶら下がっています。
乾物系の量り売りも。こちらには魚介系のものが集まっているのか、この辺りは非常に生臭いニオイが漂っていました。
上海郊外のスーパーマーケットで出会ったインパクトの強い食材レポートをご紹介しました。お国が変わると、スーパーマーケットの雰囲気もガラリと変わりますから、その国の食文化を知るのにはスーパーマーケットを訪れるのがベストな方法とも言えます。
興味のある食材はありましたか? 上海に訪れた際には、ぜひスーパーマーケットにも足を運んでみてくださいね!
[All Photos by Nami Tokita]