新感覚ボーイズグループ「熊猫堂ProducePandas」とは?
「熊猫堂ProducePandas」は、DING(鼎鼎)、Otter(崔雲峰)、Husky(七哈)、Mr.17(十七君)、Cass(卡斯)の5人からなるボーイズグループ。2019年、オーディションに合格した彼らが北京に集められ、14カ月のレッスンを積んだ後、2020年に火鍋の辛さと恋心を歌った「辣辣辣」でデビュー。
2021年春に、中国のアイドルオーディション番組「青春有你3(Youth With You Season3)」に出演すると、「スリムな体型でなくてはならない」というアイドルの固定観念を覆し、パワフルで繊細なボーカル、キレのあるダンスパフォーマンス、愛嬌たっぷりの素顔という魅力で大きな話題となりました。
日本でも雑誌の表紙を飾るなど、C-POP(中国をはじめ、シンガポールなどの東南アジアも含む中華圏における大衆音楽)ファンを中心に人気を呼び、2021年12月に日本デビューアルバム『emo』を発売。
さらに2022年8月には日本1stシングルCD『COSMIC ANTHEM / 手紙』を発売し、日本語で歌われる和風テイストなテクノビートサウンドと、涙を誘うバラード曲に、日本の「熊猫飼育員」(ファンの呼称)も増加中です!
メンバーが語る、思い出の郷土料理
DING/鼎鼎(湖北省出身):僕の故郷、武漢市が誇るのは朝食です。朝ごはんを食べることは「過早(グゥォザオ)」と呼び、種類がいっぱいあって、毎日食べても、同じメニューになることはありません。
一番のおすすめは汁なし麺の「熱乾麺(ジェァガンミィェン)」と甘くないドーナツの「麺窩(ミエンオー)」です。そして、武漢人独特の過早スタイルは、立って食べる、(器を)持って食べる、歩きながら食べる。大人になった今でもこのスタイルです。話していたら、思わずよだれが出てきてしまいました(笑)。
Otter/崔雲峰(遼寧省出身):おすすめの郷土料理は、地元・東北地方のバーベキューです。中国のバーベキューの中でも、東北地方、特に錦州のバーベキューは「浸ける・塗る・かける・焼く・裏返す」などの手法にこだわってます。食感がとってもよくて、いくら食べても飽きません。
僕がまだ中学生だった頃、週末の夜に仲のよい友達数人と一緒にバーベキューを食べに行ったり、おしゃべりをしたり、冗談を言ったりして過ごしました。本当に懐かしい! 東北のバーベキューは、安くてたくさん食べてもお財布に優しいので、中国旅行ができるようになったら、東北のバーベキューを体験してくださいね!
Cass/卡斯(江蘇省出身):僕の故郷・連雲港市には、「鶏煲(ジーバオ)」という特別な料理があります。有名な重慶鶏公煲(チョンチンジーゴンバオ)のようにスープ入りではなく、汁なし鶏鍋です。土鍋で汁がなくなるまで鶏肉を煮込んでいるので、骨まで柔らか。鶏を食べた後にスープを加えると、ビュッフェ鍋になるんですよ!
帰省するたびに、家族や友人を誘って食べに行く一品です。おいしいだけでなく、家族と集まる理由のひとつにもなっています。
Husky/七哈(黒龍江省出身):故郷の自慢の料理は「杀猪菜(シャージューツァイ)」という、豚肉やモツと酸菜と煮込む料理です。初めてこの料理を知ったのはコメディドラマ『東北一家人』。そこに登場した「达达杀猪菜(ダーダーシャージューツァイ)」が、とってもおいしそうに見えたので、お父さんに頼んでお店に連れて行ってもらいました。それ以来、杀猪菜は僕の大好物。おかずがなくても、酸菜スープに浸したご飯を3杯くらい余裕で食べちゃいますよ!
Mr.17/十七君(江蘇省出身):僕の故郷は揚州市です。肉が好きなので、自慢の料理はもちろん故郷の「蟹粉狮子头(シェフンシーズートウ)」。蟹味噌を入れた肉団子です。小さい頃は、お正月やお祭りのときしか作ってもらえなかったのですが、試験の点数がよかったとき、お母さんがご褒美にこれを作ってくれたことがあって、本当においしかったことを今でも思い出します。
おすすめの「ガチ中華」と熊猫堂の1曲
DING/鼎鼎:みなさんにおすすめするのは「辣的跳(ラーダティアオ)」です! 武漢の名物料理でもあって、とても個性的な料理です。実はウシガエルの塩漬け(滷)なのですが、肉の隅々まで塩味の汁がしみ込んでいます。その上、飛び上がるほど辛い! みなさんもぜひ挑戦してみてください!
これに合う1曲は、僕たちのデビューシングル『辣辣辣La La La』。辛さとダンスが同時に楽しめるし、リズムに合わせて『シ~ハ~シ~ハ~』と歌ってください!
Otter/崔雲峰:おすすめの一品は「炸带鱼(ジャーダイユー)」(タチウオの唐揚げ)です。この料理は、あらかじめタチウオを塩漬けにして、輪切りにして小麦粉と卵液でコーティングして揚げることで、魚本来の生臭さを完全に消しています。塩味が効いていて旨みがあって、しかも骨が少ないので食べやすいのがポイントです。 魚が苦手な僕でも安心して食べられますので、ぜひ試してみてください。
これに合う一曲は『熱帯季風』。心地よいリラックスした音楽を聴きながら食事をすると、より食欲をそそられるのでおすすめです。
Cass/卡斯:僕が好きなのは「鸭血粉丝汤(ヤーシエフンスータン)」(鴨血の春雨スープ)! 子どもの頃にお母さんに連れられて食べに行った時は、怖くて食べられなかったのを覚えています。なんか変な料理だなって感じでしたね。でも、南京の大学に通っているときに、本場の鴨血春雨スープを食べたら、こんな新鮮なスープ、こんなぷりぷりの春雨があるなんて!と、そのおいしさに圧倒されました。鴨の血や砂肝、レバー、おこげなどの具材を加えてもおいしいです。僕がよく食べる中華料理です。
食事に合うのは『大驚小怪Stand Up』! 人生は変わりやすいけれど、この曲は陽気で楽しい気分になるので、ぜひ食事と一緒に聞いてくださいね!
Husky/七哈:おすすめは「酸菜排骨(スゥァンツァイパイグー)」です。やっぱり、「杀猪菜」の中にある血の腸詰めや内臓はあまり受け入れられないという人も多いんですが、白菜の漬け物は東北に来たらぜひ食べてほしいもののひとつ。白菜と排骨の肉の匂いを想像すると、食欲をそそられます!
これに合うのは『七步嚨咚嗆』。お正月らしさ満載の一曲です。子どもの頃は田舎に住んでいて、家では毎年白菜の漬け物を作ってお正月に出して食べていました。酸菜バラ肉や酸菜餃子と同じように『七步嚨咚嗆』は酸菜によく合いますよ。
Mr.17/十七君:中国の伝統的な食べ物、「ちまき」をおすすめします。僕は餅類、もち米類の食べ物が大好きなので。それから、作り方も、とても自然なものを使っていて、ちまきの葉は実は葦の葉で、普段は川のそばに生育しています。もち米、新鮮な肉、卵黄を葉で包んで蒸し上げると、葦の葉から爽やかな香りが漂ってきます。特にお肉と卵黄がしみ込んだもち米は塩味が効いていておいしく、もち米の柔らかな食感も絶妙です。食べるたびに止まらなくなるんです。
歌を聞きながら食べるなら、もちろん『饕餮人間』ですよ。この歌の歌詞は、さまざまな料理の名前を融合させたものなので、この歌を聞いて直接「饕餮(妖怪)」になって食欲が増して、食べれば食べるほどおいしくなって……ハハハハ!グルメ+『饕餮人間』は最強のコンビと言えますね!
熊猫堂ProducePandasの5人がおすすめの曲や食べ物を教えてくれました。彼らの曲を聴きながら、中国料理を食べたら、楽しくなって元気が出てきそうですね! ぜひYouTubeやCDもチェックしてみてください。
熊猫堂ProducePandas『COSMIC ANTHEM / 手紙』
価格:豪華盤(メンバーソロ5種アクリルキーホルダー付)2,662円(税込)
初回限定盤A・B 各1,562円(税込)
※画像は通常盤
発売中
発売元:ティームエンタテインメントhttp://www.team-e.co.jp/sp/produce_pandas/1st_single/
熊猫堂ProducePandas YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/ProducePandas
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