旅気分を盛り上げてくれる飛行機の機内食。エアラインごとに特徴があるので、乗ったことのない飛行機の機内食はちょっぴり楽しみだったりもしますよね。「機内食で世界巡り」の記事では、LCC(格安航空会社)から王道のエアラインまでの機内食をご紹介していきます。
今回はマレーシアのクアラルンプール国際空港〜東京国際空港(羽田)を結ぶエアアジアX航空(Air Asia X)1月の機内食です。
機内食およびドリンクは有料
エアアジアXは、マレーシアを始めとする東南アジア、オセアニア、ホノルルと日本を結ぶマレーシア発のLCCです。機内食やドリンク類はすべて有料、セレクションは路線ごとに若干異なります。事前に公式サイトからオンライン予約をすることで、機内よりも安く注文することが可能です。
機内食もドリンク類も、マレーシア料理を中心に東南アジアンテイストを取入れたラインナップ。路線によっては、タイグリーンカレーを提供している便も。
ミルキーな味わいのマレーシア風ミルクティー「テータリック」、東南アジアの人たちが大好きな「ミロ」、なかなか珍しいベトナム風コーヒー、ココナッツウォーターなどドリンク類は南国らしいセレクション。
お酒は酒税の関係もあり、若干高めの設定です。
マレーシアの定番朝食「ナシレマ」を注文
ココナッツミルクで炊いたご飯に甘辛いチリソース「サンバル・トゥミス」、ゆで卵にキュウリなどを添えていただく「ナシレマ」。「【気になる世界の朝ごはん】スパイシーな刺激で眠気スッキリ! マレーシア編」でもお伝えしたようにマレーシアを代表する朝食で、小腹が空いたときに食べることもあります。
エアアジアXのナシレマは、揚げたアンチョビとピーナッツが別添えになっていました。カリカリした食感が楽しめるようにとの配慮が素晴らしい!
ナシレマは少しドライな気もしましたが、甘辛いサンバル・トゥミスと混ぜて食べるとしっとり。レモングラスやカレーリーフなどのハーブやスパイスをふんだんに使ったレンダンチキンは、スプーンで切れるぐらいの柔らかさでした。
今回の機内食はドリンク(ホットコーヒーまたは紅茶)とデザートセットを機内で注文、22リンギッド(約615円)でした。
紅茶が飲めないという悲劇・・・!
ドリンクセットを注文したにも関わらず「シートベルトサインの点灯中はホットドリンクやカップヌードルのサービスができない」とのこと。「それでは、ホットティーを水に変更していただけますか?」と交渉してみたものの、残念がながらできませんでした。
仕方ないので、水(4リンギッド/約110円)を別購入。結局、ホットティーがサーブされたのは機内食を食べ終わってから1時間後のことでした・・・。
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