アルパカカフェ
台湾の「Oia伊亞藝術咖啡館」はアルパカがいるカフェです。どのような状態でいるのかと言うとアルパカが普通にカフェの中を闊歩しています。
ドアを開けた時にはすぐ近くに二頭いて、椅子の下をもぐもぐ噛んでいました。ちょっとびっくりですね!
日本ではレストランの中に動物が放し飼いということはありえない。と思いますが、ゆるい台湾ならではです。日本人の観光客はあまり訪れることはありませんが、台湾の観光客には人気のあるところなんですよ。
割と空いていたので、お席を探して座ります。平日の午後の早い時間でしたので、割と空いていました。その後、後から人がたくさん入って来ました。
アルパカの中国語の発音にドン引きされる
筆者は台湾人の友達にアルパカカフェを紹介するために、何度もアルパカの中国語「草泥馬~草泥馬~(ツァウニーマー)」と言いました。
でも聞いている台湾人がなぜか引いているような微妙な表情をしていたのを不思議に思ったんです。
実は「草泥馬」は中国語の四声の発音をちょっと間違えると、英語では「F」で始まる下品な言葉と同じような意味になるそうです。後で別の人から意味を教えてもらい赤面しました。なので、発音に注意しましょう! 「アルパカ」と呼ぶ方がよいですね!
アルパカの注意事項
注意事項がいくつかあるのでご紹介します。
人は噛まないようですが、服やカバンなどを噛まれます。特にメニューはよく噛みにきます。筆者は服の上着の裾を何度か噛まれました。あー!と、叫んでいると、お店の人が助けてくれました。
●アルパカに噛まれた場合は、お友達にアルパカの首に手を回して、引き離してもらいましょう。あるいはお店の人に助けてもらいましょう。
●紙類ティッシュなども机の上に置いておくとアルパカが食べてしまいますのでアルパカに見つからないように隠しておきましょう。
●飲み物や食べ物を頼んだときにアルパカに食べられないように気をつけましょう。もしアルパカがお料理などを食べてしまっても、同じものを無料でオーダーすることはできません。
●アルパカの後ろには立たないようにしましょう。蹴られる恐れがあります。
アルパカと遊ぼう
アルパカの背中を触ってみると、もふもふでとても気持ちがいいです。柔らかくてふかふかしています。このもっふもふの体験は病みつきになりそうです。
カシミヤセーターの原料なので、本当に肌触りの良い毛並みですね。
季節によってはアルパカの毛が刈られていることもあります。毛を刈られているアルパカはちょっと貧相ですね。以前毛を刈られていた時期に来たこともありますが、そのときはあまりアルパカには見えませんでした。
外にも動物が飼われています
外にも動物の柵があり、ポニー、アルパカ、ヤギが飼われています。
ここで飼われている動物達に餌を与えないようにしてください。動物たちは穏やかですが、手を伸ばして触るのは噛まれないように注意しましょう。
カフェメニューについて
カフェのメニューはパスタなどのお食事、そしてケーキ、ワッフル、ソフトドリンク、スムージーなどもあります。
筆者はホットのフルーツティー(220元)をいただきましたが、普通においしかったです。フルーツティーはポットできて、半分くらい飲んだあと、お湯を足してもらうサービスもありました。
ワッフルもオーダーしましたが、こちらもボリュームたっぷりで、おいしかったです(200元~)。
普通のカフェと同じですけれども、アルパカが来るとちょっと気ぜわしいので、お食事よりもカフェのメニューの方が良いかと思います。
また獣臭がしていますので、食べ物を食べるのには匂いに抵抗があるかもしれません。好きずきですが、ドリンク類の方が無難かもしれませんね。
場所はどこにあるの?
場所は淡水よりも、もっと先の方、三芝と言うところにあります。淡水駅からは30分くらい。バス停は「北勢溪口」。860、861、862、863のバスが止まります。ちょっと不便な場所ですが周りは海を見るための景観カフェが並んでいるエリアです。
外観は全然目立ちません。入り口も少し横に入ったところにあり、知らなければ入るのにためらう感じです。壁に「草泥馬」と書いてあるところが目印です。また入り口付近に大きな排気口があり、そこから獣臭が外に排出されています。
でも、勇気を出してドアを開けると、あら、そこにアルパカ!
この驚きをぜひ味わってみてくださいね。
店名:Oia伊亞藝術咖啡館
住所:新北市三芝區後厝里北勢子12-1號(淡金公路16.3公里(淺水灣)
電話:02-2636-3766
時間:平日11:00~20:00,休日11:00~21:00
[All Photos by taipeijin]