温かい飲み物が恋しくなるこれからの時期、いつもとはひと味違う「マレーシア風ミルクティー」で秋の夜長を過ごしてみてはいかがでしょう? 現地を旅した人たちの間で感動的な美味しさと評判の「Teh Tarik(テータリック)」をご紹介します!
テータリックとは?
マレーシアやシンガポールを中心に、インドネシアやブルネイなどの地域でも広く親しまれている国民的ドリンク。誕生秘話は諸説ありますが、マレーシアにやってきたインド系移民により広まったようです。インドはチャイ(ミルクティー)の本場でもありますよね。
テータリックとミルクティーの違いは?
通常のミルクティーとは違い、テータリックは牛乳の代わりにコンデンスミルクで作ります。コンデンスミルクを入れることでまろやかでコクのある、ちょっぴり甘めのミルクティーに仕上がるのです。表面に浮かぶブクブクした細かい泡もテータリックの特徴。これはコンデンスミルクと、次に紹介する「淹れ方」によるものだそうです。
ユニークな淹れ方
テータリックの最大の特徴は、ユニークな淹れ方にあります。マレー語で「(紅茶と紅茶を)引っぱりながら淹れる」という意味をもつテータリック。2つのカップを用いて、糸を引くように一方のカップからもう一方のカップに注ぎ入れます。この作業を数回繰り返すことで、飲むのに適した温度になるとともに味わいが深まるのだとか。
もともとは水が沸騰したところに紅茶の葉を入れて煮出して作りますが、マレーシアの友人に家庭でも簡単に作る方法を聞いてみました。それでは作ってみましょう!
テータリックの作り方(1人分)
【材料】
ティーバッグ 1袋
コンデンスミルク 大さじ1〜2
【作り方】
カップを2つ用意する。一方にはティーバッグ、もう一方にはコンデンスミルクを入れる。沸騰したお湯をティーバッグのカップに注ぎ、3〜4分ほどよく蒸らして濃いめに。ティーバッグを取リ出し、コンデンスミルクのカップに勢いよく注ぎ入れる。この作業を4〜5回繰り返せば完成です。
※水を沸騰させる際にショウガを加えれば、ショウガ味のミルクティー「Teh Halia」になります。こちらもマレーシアでは人気の高いドリンクです。
友人宅ではリプトンの「イエローラベル」やマレーシア産の「Boh Tea」を使うことが多いようですが、イングリッシュ・ブレックファスト系の紅茶であれば現地の味を再現しやすいとのことです。
友達や家族と一緒に試せば、楽しいひとときが過ごせるかもしれませんね!
[Photo by shutterstock.com]
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