今年のボジョレー・ヌーボー解禁日は、11月15日。日本では解禁日には、イベント等が行われ、ちょっとしたお祭り騒ぎ。しかし、本場のフランスでは、ボジョレー・ヌーボー解禁日を知らないという人も多く、実は日本ほどは人気がないのです。日本では解禁日にイベントなどが行われると話すと冷ややかな反応が返ってくるほど。
なぜ、本国フランスではボジョレー・ヌーボーは人気がないのでしょうか。
なぜボジョレー・ヌーボーは人気がない?
ボジョレー・ヌーボーが解禁されると、フランスではスーパーにボジョレー・ヌーボーの売り場が設置されますが、今年のボジョレー・ヌーボーはどんな味だろうかと楽しみにしている人はあまり多くないようです。実際、フランス人にボジョレー・ヌーボーのイメージを聞いてみると、ボジョレー・ヌーボーは酔うためのワインという否定的な意見を聞きます。
安くて美味しいワインがあるフランス
フランスには、ボジョレー・ヌーボー以外にも、安価で美味しいワインがあるので、わざわざボジョレー・ヌーボーを購入して飲むという人は少ないのだとか。また、ボジョレー・ヌーボーは若いワインのため、ある程度深みのあるワインが好きなフランス人にとっては、あまり美味しくないというイメージがあるようです。
実は美味しいボジョレー・ヌーボーもある!?
しかし、以前、有名なワインバーに行ったときに、美味しいボジョレー・ヌーボーに出会いました。フルーティーで飲みやすい!ボジョレー・ヌーボーってこんなワインだったけと驚いたほどです。ただ、ボジョレーヌーボーの中には実際まずいワインもあるので、しっかりと選ばなければならないように思います。
本国ではあまり人気のないボジョレー・ヌーボーですが、フレッシュで飲みやすいワインであることも事実。要は好みの問題です。イメージに踊らされず、選んで飲みたいものです。
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