台湾旅行では朝から美味しいものが食べたい!という方は多いはず。台北での朝ごはんの選択肢は豊富ですが、おすすめ店の一つが台北MRT中山駅近くにある「吉星港式飲茶」です。
ここは24時間営業の飲茶店なのですが、朝7時から10時半までのモーニングタイム限定でお得な朝ごはんメニューがあるのです。具沢山のお粥やセイロに入ったほかほか飲茶を、朝から贅沢にいただいちゃいましょう。
台北MRT中山駅近くの人気飲茶店「吉星港式飲茶」
台北MRT中山駅から徒歩でアクセス可能な「吉星港式飲茶」は、24時間営業の人気飲茶店です。食べたい時にいつでも本格的な飲茶がいただけるとあり、地元の方や観光客の方でいつもにぎわっています。
お店は林森公園の目の前にあり、マクドナルドの隣のビルの2階となります。「吉星港式飲茶」と書かれた階段を上っていくとお店入り口にたどり着きます。
お店入り口近くでは、ローストされたお肉がたくさんぶら下がっているのを目にすることでしょう。ロースト肉の盛り合わせも、お店の人気メニューの一つです。
朝ごはんメニューが断然お得!
メニュー数は豊富でどの時間に訪れてもおいしい飲茶をいただくことができるのですが、朝7時から10時半までのモーニングタイム限定メニューは特にお得な価格設定となっています。こちらはテーブルに置かれている朝食メニューなのですが、お粥や麺料理など様々な料理が60元(約212円)から提供されています。
メイン料理を1つ注文すると、飲茶や小皿料理、飲み物メニューの欄から好きなものを1つずつお得価格で追加注文していくことができます。セイロに入った飲茶が30元、コーヒーも1杯10元でいただけるというのは、現在の台北の物価から考えるとかなりお得と言えるでしょう。
ちなみにテーブルに置かれている小皿料理は一皿50元で有料となり、いらない場合は手を付けずにいるとお店の人が下げてくれます。またお店の方からポットに入ったお茶がいるかどうかも聞かれるのですが、こちらも有料で1人25元となります。
具沢山のお粥とほかほか飲茶に大満足
注文を済ませると、できあがった順に料理が運ばれてきます。この日に筆者が注文したのは「皮蛋瘦肉粥」60元、「魚子蒸燒賣」30元、「香酥花生」10元、「冰紅茶」10元です。
こちらはピータンと豚肉のお粥「皮蛋瘦肉粥」です。ぱっと見た感じでは揚げパンしか具が見えないのですが、実はお粥の底の方に具がたくさん沈んでいます。ピータンと豚肉が次から次へと顔を出し「この値段でこんなに中身豪華でよいの!?」と驚いてしまいます。お粥自体にはしっかりと味がついており、日本人の口に合う味わいだと感じます。
こちらは「魚子蒸燒賣」というシュウマイです。身がプリっとしており弾力のある食感です。ジューシーで味付けもちょうどよく、ほかほか飲茶を朝からいただけるなんてと旅行気分が盛り上がります。
こちらはピーナッツ「香酥花生」です。ちょっとつまむのにもよいですし、お粥に追加トッピングするのもおすすめです。これらの料理をアイスティー「冰紅茶」と共に、くつろぎながらいただくことができました。
筆者は平日の朝10時頃に一人で来店しましたが、円形テーブルの他に二人掛けのテーブル席もあるため、お一人様でゆっくり朝食を楽しんでおられる方も多くいらっしゃいました。グループでの旅行はもちろん、女性一人でも入りやすい雰囲気ですよ。
会計は、110元にサービス料10パーセントで、121元(約427円)でした。モーニングタイムとはいえ、物価が上昇している台北でこんなに安くお粥と飲茶がいただけたことに驚きました。旅行中の朝ごはんとして利用するのはもちろん、台湾の10時半は日本時間だと11時半なので、早めのランチとして利用するのもよいかもしれませんね。
[All photos by Yui Imai]
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