チーズやはちみつ、塩、オイルなど、フランスではトリュフ風味の食品をよく見かけますが、ハムもトリュフ風味があるのをご存知でしょうか。肉加工製品は日本への持ち込み規制が厳しくお土産には向かないため、現地でぜひ味わってみたい一品です。
口に頬張ればトリュフの香りがふわりと広がり幸せな気分に。贅沢な食材のトリュフですが、比較的手軽に食べられる方法もありますよ。
豊富な肉加工食品、フランスのシャルキュトリー
ハムやサラミ、ベーコン、生ハム、ソーセージ、テリーヌ、パテなどなど、肉の加工食品の総称をシャルキュトリーといいます。元々は、肉の長期保存を目的として作られたシャルキュトリーは、塩漬けにして乾燥させたり燻製にしたりとフランス各地によって独特のレシピがあり、各地方の特産物になっていることもあります。
ワインのおともに、アペロで大活躍
ワインを飲みながらのちょっとしたおつまみに、チーズやパンと一緒にシャルキュトリーが便利です。旅行中、今日はレストランに行くのは疲れてしまったなんていう日もあるかと思いますが、そんな時はワインとシャルキュトリーさえ準備すれば部屋で簡単なアペロタイムを楽しめます。
豪快にハムステーキ
がっつり堪能したい人は、厚切りハムを注文してそのままフライパンでソテーしましょう。香りが逃げてしまうので、火はさっと通すだけで柔らかなハムを堪能してください。
お薦めは超薄切りスライスのシフォナード
トリュフが入っているだけあって、単価は他のハムより少しお高めです。でも、スライス用の機械で超薄切り(シフォナード)にしてもらえば、グラム数は少量でも華やかな一皿に。シフォナードなら調理せずにそのまま食べられるので、香りもより感じられて値段的にもリーズナブルに楽しめちゃいます。
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