日本全国各地でユニークな展示が見られる美術館。それぞれの個性溢れる展示作品や展示方法で、訪れる人を楽しませてくれます。世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」は、2018年に投稿された口コミをもとに、日本の美術館ランキングを発表。
数ある美術館の中でも高い評価を得たのはどの美術館?まだ行ったことの無い方は今年ぜひ足を運んで欲しい、日本の美術館ランキングをご紹介します。
第5位 三鷹の森ジブリ美術館
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2011年に会館した東京都三鷹市にある三鷹の森ジブリ美術館。日本を代表するジブリアニメーションの世界を心ゆくまで堪能することができる、ジブリ好きなら一度は訪れたい美術館です。ここでしか見られない作品や期間限定で展示されている作品も数多くあり、何度訪れても楽しむことができます。2022年には愛知県にジブリパークの開業も予定されており、今後ますます活気付くこと間違いなしです。
東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
第4位 大塚国際美術館
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徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、展示されている全ての作品がオリジナル作品と同じサイズのレプリカというユニークな美術館。昨年末の紅白歌合戦で米津玄師さんがパフォーマンスを行ったことでも話題になりました。1000点以上もの世界中の有名絵画を一度に鑑賞できる常設展示スペースは日本最大級の広さを誇り、じっくり鑑賞すると1日でも足りないほどです。
第3位 根津美術館
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東京都港区の南青山に位置する根津美術館は、都会の中心地にありながらもその喧噪を忘れさせてくれる和モダンな佇まいと、敷地内に美しい日本庭園を兼ね備えた美術館。多数の国宝や重要文化財を見ることのできる充実したコレクションを鑑賞した後は、都会のオアシスの名にふさわしい緑豊かな庭園を散策しながら、静かな時間を過ごすことができます。
東京都港区南青山6-5-1
第2位 藤城清治美術館
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栃木県那須町にある藤城清治美術館は、日本を代表する影絵作家の藤城清治氏の70年にもわたる制作活動の集大成として開館。代表作や名作の展示はもちろんのこと、影絵作品の中に足を踏み入れたかのような幻想的な世界を楽しむことができる美術館です。光と陰が一体となった美しい作品を鑑賞できる美術館施設内には、挙式ができる小さなチャペルもあり、藤城清治氏がデザインしたステンドグラスが訪れる人を暖かく迎えてくれます。
第1位 豊島美術館
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映えある第1位に選ばれたのは、香川県土庄町にある豊島美術館。株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人福武財団が、香川県の直島、豊島、犬島を舞台に展開する美術館施設のうちの一つでもある豊島美術館は、休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、美術館として新たに生まれ変わりました。わざわざ行ってでも体験したい作品は内藤礼氏の「母型」という空間アート。季節や時間、光や風の強さ、周囲の音など、その時によって様々な表情を見せる自然と一体になりながら、時間を忘れて作品の世界に浸ることができます。
今回ランキング上位に選ばれた美術館は、どれも作品をただ見て回るだけでなく、その世界観に入り込む、体験しながら鑑賞するなど、より五感を刺激する体験ができるという点が共通しています。気になった方はぜひ今年足を運んで見てはいかがでしょうか。