どこから見たらいい?日本夕陽百選に選ばれる宍道湖の夕陽絶景スポット

Posted by: minacono

掲載日: Jan 30th, 2019

島根県の松江市と出雲市2つの市にまたがる宍道湖は、日本夕陽百選に選ばれている場所で、美しい夕陽を観賞できるスポットが点在しています。その神々しさを感じるような美しい夕陽を眺められるポイントをいくつか紹介します。

美しい夕焼けを見ると、なんだか穏やかな気持ちになることはありませんか?

島根県の松江市と出雲市2つの市にまたがる宍道湖は、日本夕陽百選に選ばれている場所で、美しい夕陽を観賞できるスポットが点在しています。湖面に夕日が反射して光の道ができたり、辺り一面がオレンジ色に染まる夕焼けはとても印象深い光景です。松江市から宍道湖を眺める際、夕日が沈むのは出雲大社の方角。その神々しさを感じるような美しい夕陽を眺められるポイントをいくつか紹介します。

宍道湖夕日スポット「とるぱ」

宍道湖の夕陽
(c)minacono

松江駅から島根県立美術館の方面へ向かい、さらに進んで松江署の先にあるのが、宍道湖夕日スポット「とるぱ」です。宍道湖の夕陽の写真でよく使われる、嫁ヶ島越しの夕日や袖師地蔵越しの夕日が見られるのがこちらのスポット。湖を真正面に眺められるよう、幅広い階段のような形状のコンクリートのテラス席が設けられているので、座りながら夕焼けに染まる時間をゆっくりと過ごすことができます。

島根県立美術館 / 岸公園

国内外の絵画や写真、彫刻などが展示される島根県立美術館。菊竹清訓氏が設計した近代的な建物は、1階のロビー部分が入場無料となっています。吹き抜けの開放的な空間を通り、宍道湖側に向かうとそこは一面ガラス張り。室内から沈みゆく夕陽を望むことができます。カフェやお土産屋さんもあり、夕日の待ち時間などちょっとした時間を過ごすのに丁度いい場所です。

島根県立美術館の宍道湖側の正面に広がるのが岸公園で、夕日が沈みかけてきたら美術館から外に出て、じかに夕焼けの空気を堪能できます。公園の一角には、美術館所蔵の屋外アートオブジェ、12匹のうさぎの銅像が宍道湖に向かって進んでいるように展示してあります。湖側から数えて2番目のうさぎを、西を向いて触ると幸せが訪れるという噂になっている人気スポット。さらにシジミをお供えすれば効果アップといわれているため、そのうさぎの前にはシジミが山になって置いてあります。

白潟公園

宍道湖大橋の南側、島根県立美術館方面に広がる宍道湖の湖畔にある白潟公園。たくさんの松が植樹された和情緒のある公園で、高さ6メートルの大きな石の灯篭「青柳楼の大燈籠」が有名です。日が暮れ始めると明かりが灯るこの大灯篭と夕焼けの景色が絵になる場所です。

サンセットクルーズ「はくちょう号」

陸からではなく、ちょっと違った夕日観賞を楽しみたい方には、クルージングという選択肢もありますよ。宍道湖観光遊覧船「はくちょう」は、サンセットに合わせた出航時間も設定していて、宍道湖に浮かぶ船の上で夕日に染まるロマンチックな景色の中に身を投じ、穏やかなひとときを堪能できます。

参考
[松江観光協会]
[島根県立美術館]

[photos by minacono and shutterstock]
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PROFILE

minacono

minacono ライター

日本とカナダで観光業界に勤務。旅行会社、現地ツアーオペレーター、航空会社、観光局、いろんな分野で旅と関わってきました。現在はフランス在住。美味しい食べ物とお酒がうまく出会った時すぐ感動する。犬好き。でも猫みたいな性格に憧れる。

日本とカナダで観光業界に勤務。旅行会社、現地ツアーオペレーター、航空会社、観光局、いろんな分野で旅と関わってきました。現在はフランス在住。美味しい食べ物とお酒がうまく出会った時すぐ感動する。犬好き。でも猫みたいな性格に憧れる。

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