「セマウル食堂」で絶対食べたい「熱炭(ヨルタン)プルコギ」
「セマウル食堂」は、韓国にある有名なチェーン店。ソウルでは明洞や東大門など、旅行に行ったら立ち寄るような観光地にもあるので見かけたことがある人もいるかもしれませんね。新大久保店は日本進出の第2号店で、2014年にオープンしたとのこと。
お店の中に入ると、どことなくレトロな雰囲気。韓国の庶民的な食堂に入ったことがある人は「あ〜韓国の食堂感じ!」みたいだと思うかもしれませんね。お客さんは韓国人の方も多く、本場の味を楽しめると言う期待感が高まります。
まずはメニューを確認。お店の看板メニューはこちら。「熱炭(ヨルタン)プルコギ」です。豚肉を薄くスライスしたものに甘辛いソースをかけたもの。これを炭で炙ることで香ばしさが出てくるのです。2人前から注文できます。
もう一つここで必ず食べたいのが「7分豚キムチチゲ」です。お店の専用タイマーで7分間煮込むことで美味しく仕上がるというお店自慢の一品だとか。とにかく、この2種はセマウル食堂では絶対に食べたいメニュー。
注文すると、あっという間にプルコギがセッテイングされます。穴の空いた鉄板の下には炭が。その熱で薄い豚肉を焼くという形です。
もりもりの薄切り豚肉!甘辛いコチュジャンを使ったソースが絡まっています。通常のプルコギはつけダレがたっぷりですが、ここはちょっと違いますね。
じっくり焼くことでどんどん美味しくなるよう。仕上がりはこんな感じに。こんがりと焼きあがったプルコギが美味しそう!食欲をそそります。出来上がると焦げないように炭を取り外してくれます。
このプルコギを、葉野菜と細かく千切りされ特製のソースで和えたネギサラダと一緒にいただきます。このネギサラダがちょっとすっぱくて美味しい!
甘辛いプルコギとネギサラダの相性がぴったりすぎて、思わず「美味しい〜〜!」と声に出してしまうほどです。もちろんそのまま食べてもとっても美味しいです。
7分間で出来上がる「7分豚キムチチゲ」
そしてもう一つのお店の看板メニュー「7分豚キムチチゲ」。正直写真映えはしません。でも、お店に来たお客さんの誰もがこのキムチチゲを注文します。これがびっくりするほどの美味しさなのです。
細かく切った豚肉と、熟成してすっぱくなったキムチを鍋で煮込んだキムチチゲですが、ここのキムチチゲはスープというよりも煮込み料理といった見た目です。これをどうやって食べるのか?と言うと・・・。
一緒についてくるご飯にたっぷりかけます。とにかくたっぷり遠慮なくかけるのが美味しくいただくポイント。
そして、一緒に出てくる刻み韓国海苔。これがこのキムチチゲをさらに美味しくいただくキモなのです!
キムチチゲをかけたご飯に韓国海苔をたっぷり入れます。たくさん入れた方が美味しくいただけるので、こちらもどんどん入れちゃいましょう。
そして、そのまま食べるのではなく混ぜます!とにかく混ぜます!見た目はあまりよくありませんが、混ぜれば混ぜるほど美味しくなるので、どんどん混ぜましょう。
混ぜ終わったら、早速一口。酸っぱいキムチチゲと韓国海苔の香ばしさが白いご飯に絡まって、う〜〜〜ん美味しい!どんどん箸がすすむ美味しさです。このキムチチゲはセマウル食堂じゃないと食べられないのですが、突然食べたくなって、一人で食べに行くほど です。
本場の味をリーズナブルに楽しんで
この日いただいたのは、3人で熱炭プルコギ2人分、7分豚キムチチゲ2人分、そして白飯1人分追加にソフトドリンクでした。これでもかなりのボリュームでお腹いっぱいになりましたが、一人1600円程度。とてもリーズナブルな上に、本格的な韓国料理が食べれるのが嬉しいところです。
夜の時間帯は並ぶこともありますが、並んでも食べたいくらい美味しいので、新大久保に行った際はぜひ立ち寄ってみてください。深夜3時まで営業していますよ。
[All Photos by Kaori Simon]
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