神秘の地底世界を大冒険！“ケイビング”の魅力＆初心者OK！のおすすめツアースポット４選

（C）洞窟探検プロガイドチームCiaO！

日差しが暖かくなってきた４月！身も心も自然とアクティブになってきますよね。

日常生活では味わえないワクワク感・ドキドキ感を体験したい！という人におすすめなのが「ケイビング」。ヘッドライトの明かりを頼りに、手つかずの自然のままの洞窟を探検するケイビングは、非日常のスリルを味わえるだけでなく、自然が創り出した神秘的な絶景を見られるのも大きな魅力！そこで今回は、初心者でも気軽に体験できるケイビングツアーをご紹介。

そもそもケイビングとは？

ケイビングとは、スーツ、ヘルメット、ヘッドライト、つなぎといった専用の装備を身に付けて洞窟内を探検するアクティビティのこと。整備されたコースを歩く鍾乳洞観光ではなく、自然のままの洞窟を相手に、体全体を使って岩を登ったり降りたり、ほふく前進したり、泥まみれになりながら道なき道を進みます。行き止まりにぶつかることもあれば、何千年、何万年も昔のままの地層、地底湖、鍾乳石など、息を飲むほどの絶景に出会うことも！

また、コウモリや淡水エビなど珍しい生き物との思いがけない出会いも魅力のひとつです。

ケイビングにはどんな準備が必要？

（C）ASOBO JAPAN

「準備が大変そう」「体力に自信がない」という人でも心配無用！意外にも各地の鍾乳洞で様々な初心者向けのツアーが行われています。ツアーに参加すれば、ヘルメットやヘッドライト、つなぎなどの装備は貸し出してくれますし、専用のガイドも付きますので初めてでも大掛かりな準備は不要！安心して楽しめますよ。

ただし、予約制のところが多く、各コースによって難易度や所要時間、持ち物などは変わってきますので、主催会社には事前に問い合わせしましょう。

初心者におすすめのケイビングツアー①
ジャグスポーツ「ケイビング１日コース」（群馬県・上野村）

（C）ジャグスポーツ

都心から約2時間半で行ける群馬県・上野村の鍾乳洞が舞台。ジャグスポーツだけが入洞を許可された洞窟は、つららや石柱、地下水の発見やコウモリとの遭遇など見どころ多数。

また経験豊富なガイドが付き、参加者に先頭をまかせて、冒険心を満たしてくれるなどの演出もあるそう。そして最後は温泉入浴もついているので、疲れた体をゆっくり休めることもできますよ！
 

初心者におすすめのケイビングツアー②
カントリーレイクシステムズ「樹海洞窟探検」（山梨県南都留郡）

（C）カントリーレイクシステムズ

青木ヶ原樹海ウォッチングと世界的にも珍しい富士山の歴史的火山活動が生んだ溶岩洞窟探検の両方が楽しめるツアー。溶岩洞窟は溶岩で出来たゴツゴツした岩が多く、スリル満点！ガイドと共にしっかり両足と両手で三点支持しながら進みます。洞窟の奥は年中気温が０℃の世界。地面一面に氷がはっており、一年を通して「氷柱」や「氷筒」を見ることができます。また、小学1年生から参加可能なので家族連れにもおすすめです。
 

初心者におすすめのケイビングツアー③
洞窟探検プロガイドチームCiaO！「アドべンチャーコース」（岐阜県関市）

（C）洞窟探検プロガイドチームCiaO！

透明度満点の神秘的な地底湖が見られるケイビングツアー。暗闇の中で岩を登ったり、人一人がやっと入れるくらいの隙間を降りたり、ほふく前進をして進んだりなど本格的なケイビングを初心者でも女性でも体験できるコース。暗闇を進んだ先に現れるエメラルドブルーの地底湖は何とも神秘的。ツアー終了後には地底湖の水で淹れたコーヒーを。洞窟の中で一泊できるコースもあります！
 

初心者におすすめのケイビングツアー④
おきなわワールド 文化王国・玉泉洞「南の島の洞くつ探検」（沖縄県南城市）

（C）ASOBO JAPAN

一度は行ったことがあるという人も多い沖縄の有名な観光スポット「玉泉洞」。実は全長5km国内最大級の鍾乳洞で鍾乳石の数は100万本以上と国内最多を誇ります。そんな玉泉洞の非公開エリアを専門ガイドが案内してくれる、夏季限定のプレミアムなツアーが『南の島の洞くつ探検』！（※20名以上の団体であれば通年催行）

（C）ASOBO JAPAN

（C）ASOBO JAPAN

最近では、旅育をテーマに全国で家族向けツアーを実施する日産SERENA主催「ASOBO JAPAN」が、４家族20名の参加者と共に玉泉洞のケイビングツアーを行ったばかり。鍾乳石がせり出した狭き道や腰の辺りまで深さのある地下川など様々な難所を乗り越え、最深部の地下40m付近では、みんなでライトを消し、真の暗闇を体験。また淡水エビなど普段見ることのない生き物にも出会えたそうですよ。参加者からは「映画みたい」「別の星に来たみたい！」といった声もあり、子どもだけでなく大人まで夢中にさせる冒険だったようです。
 

未知のなる地底世界のスリルと自然が作り出す絶景を存分に味わえるケイビングツアー。まだまだ知られていないケイビングですが、地上だけでなく地下という新たなフィールドを楽しんでみては？

PROFILE

OKURI

okuri ライター

会社員をしながら、休日は娘とおでかけ＆旅を楽しんでいます。酒、甘いもの、仏像、山が好き。

会社員をしながら、休日は娘とおでかけ＆旅を楽しんでいます。酒、甘いもの、仏像、山が好き。