台北から日帰りで行ける観光スポットというと「九份」が大人気ですが、「野柳地質公園」も同じくらいおすすめしたい観光スポットです。野柳という名前を聞いたり写真を見たことがあっても、実際に行ったことがある方は九份と比べるとずっと少ないかもしれません。
実は筆者はまさにそのパターンで、ずっと野柳に行きたいと思っていながらはじめて足を運んだのはつい最近でした。春の天気のよい日に念願の野柳に訪れることができ、一面に広がる海と不思議な形をした岩のコラボに感動!なんで今まで行かなかったのだろう、と後悔するような美しい景色でした。この記事では台北駅から野柳地質公園へバスでの行き方や公園内の様子、休憩スポットについて紹介します。
台北駅から國光客運バスに乗って約1時間半
「野柳地質公園」へは色々な行き方がありますが、台北駅から國光客運の1815番バスに乗っていく方法が簡単で便利です。10~20分に1本と本数が多く、約一時間半で野柳駅に到着します。バスターミナルは台北駅地下道M2出口を出てすぐの東三門前にあります。料金は98元で、悠遊カードでの清算も可能です。
座席は指定制ではないので、乗車したら好きな場所に座って大丈夫です。ちなみにこのバスは台北MRT市政府駅近くにあるバスターミナルなどからも乗車可能なので、バスの路線図をチェックしておくとよいでしょう。
バスを降りたら徒歩10分ほどで野柳地質公園に到着
野柳駅で下車し、海辺の景色を眺めながら10分ほど歩くと野柳地質公園に到着です。公園近くには海鮮料理店がたくさんあるので、ここでランチを取ることも可能ですよ。
入り口周辺からたくさんの観光客でにぎわっています。
チケットを買ったらさっそく中へ
まずは窓口でチケットを購入します。チケット価格は大人80元(約288円)です。では、さっそく入場してみましょう。
不思議な形をした岩がたくさん!
公園に入ってしばらくすると、海を見渡せる美しい景色が広がります。
キノコのような形をした岩がたくさん見えてきました。これはワクワクします。
近場で岩をあらためて見てみると、思ったよりも大きい!身長よりもずっと背の高い岩や、真ん中に大きな穴が開いた岩など、不思議な形をした岩がゴロゴロあります。これらが自然によってつくりり出された形なんだと考えるとほんとうに不思議です。お気に入りの岩との写真撮影を思う存分楽しんでみましょう。
ただし、この公園を訪れる上で必ず注意したいことの一つが、立ち入り禁止区画には赤い線が引かれているということ。写真撮影を楽しむあまりこの線を越えてしまうととても危険なので、注意してくださいね。係員の方がこの線を越えている人がいないかしっかりとチェックしており、越えている人を見かけると笛で警告を発していました。
人気の女王頭(クイーンズヘッド)との撮影は行列必須
野柳地質公園の一番の目玉が「女王頭(クイーンズヘッド)」です。まるで女王の頭のような美しい形をしています。
女王頭と写真を撮るためには行列に並ぶ必要があります。といっても係員がしっかりと管理をしているため、並んでいれば確実に順番がくるという安心感が。割り込もうとしたり、あまりにも長く写真を撮っている人がいると笛でピピっと警告されます。
筆者は15分くらい並んでやっと、女王頭と写真を撮ることができました。暑い中並ぶのは大変でしたが、絶好の角度で撮るにはやっぱり並ぶのがベストです。
歩き疲れたら海角の休憩站へ!おすすめはマンゴースムージー
公園内は屋根がほとんどないため、暑い日の観光ははけっこうキツイです。そんな時は海角の休憩站で休憩するのがおすすめ。お手洗いもここにあります。
筆者は売店でマンゴースムージーを注文。100元(約360円)とちょっと観光地価格ではあるものの、カップにたっぷりと入っていて一人では食べきれないほどでした。ひんやり食感にほてった身体が癒されていきます。
休憩を経て再び体力を取り戻したら、引き続き散策を楽しみます。
公園内はかなり広く、端までじっくり見ていると3時間ほどはかかるでしょう。体力の許す限り散策を楽しんでくださいね。
台湾リピーターの方におすすめしたい観光スポット
野柳は、九份などの定番観光地には訪れたことがあるというリピーターの方に特におすすめしたい観光スポットです。野柳から比較的近い観光スポットには、基隆夜市や金山老街、春の時期であれば老梅緑石槽などがあります。野柳地質公園観光の前後に、これらのスポットを訪れてみるのもよいですね。
[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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