国内レジャーの穴場ともいえるのが鍾乳洞。地中に広がる空間は一年中温度が安定しており、夏は涼しく冬は暖かです。北は北海道、南は沖縄まで全国各地にありますが、各地域の平均気温が鍾乳洞の温度とも言われています。
地中奥深くに広がる道の世界へ探検
奥は外光が届かないため、本来は漆黒の暗闇です。しかしライトで照らし出されたそこはまさに別世界。鍾乳洞は石灰岩から成るものが多く、主成分の炭酸カルシウムが溶けて洞窟が形成されます。乳白色の炭酸カルシウムが積み重なってできた鍾乳石は、地下水や雨水に濡れて神秘的な輝きを放っています。
九州最大の鍾乳洞である球泉洞が誕生したのは3億年も昔。自然の力で徐々に現在の姿が形成されていきました。
スタンプラリー開催中! 全国鍾乳洞めぐりで地元特産品をゲット
日本観光鍾乳洞協会は国内9つの鍾乳洞を対象にスタンプラリーを毎年開催。岩手県の龍泉洞、福島県のあぶくま洞、東京都の日原鍾乳洞、岐阜県の飛騨大鍾乳洞、山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞、長崎県の七ツ釜鍾乳洞、熊本県の球泉洞、鹿児島県の昇竜洞にて実施中です。スタンプを2つ集めると、その土地の特産品がプレゼントとしてもらえます。期間は2015年2月末まで。
入り組んだ自然の造形美。ビル3階ほどの高さにくらくらします。
球泉洞のプレゼントは米焼酎。お湯割りにすると甘い香りがほんわり広がります。
[日本鍾乳洞協会]