世界が緑色に染まり、完全にファンタジー!日本にこんな場所があったのですね。例年、山形県の玉簾の滝のライトアップがゴールデンウィークと夏休み期間に行われています。玉簾の滝のプロフィールをまず簡単に紹介し、ライトアップ情報をお伝えします。
パワースポットとしても知られる玉簾の滝
はじめて「玉簾の滝(たますだれのたき)」という名前を目にした人からすれば、水滴が玉のように連なる姿が想像され、しとやかで女性的な印象を受けるかもしれません。しかし実際のところ、玉簾の滝は直瀑に分類されます。これは水が滝壷までまっすぐ一気に落下する滝のこと。なかなかワイルドで迫力があるものなのです。滝の高さは63m、幅5mで、山形県で一番高さがあると言われています。
このような滝の名前がついたのは1200年ほど前のこと。かの有名な弘法大師(空海)の命名と言われています。神のお告げを受けて弘法大使が発見したという伝説が残っていることから、特別な滝だと感じる人もいるのではないでしょうか。
実際、滝の周りには杉の大木が茂っていて、訪れた人々は、マイナスイオンがあふれるパワースポットだと評します。
そして玉簾の滝は、冬には全く違う姿を見せます。1月中旬から2月上旬の間は、滝が凍る現象である「氷瀑」が発生。そういった自然の厳しさもあってか、山岳宗教の修験場だったという歴史も。いまも滝の前には「御嶽神社」があります。
玉簾の滝のライトアップ情報
すでに、玉簾の滝にまつわる情報が神秘的なものばかりだと感じられているかと思います。きっと夜のライトアップの期間は、訪問するのにベストタイミングでしょう。
2019年の夏は、8月9日(金)〜18日(日)にライトアップが実施となります。日没から午後9時までの時間です。駐車場から整備された遊歩道を進むと、距離にして約450m、歩いて10分ほどで滝に到着します。念のため、足元を照らす懐中電灯をご用意くださいね。
住所:山形県酒田市升田字大森
交通アクセス:JR酒田駅から車で40分、日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で約30分
駐車場:普通車47台、大型車 4台
備考:駐車場には産直らららがあります ※カーナビゲーションシステムをご利用の方は「0234-64-3220」(電話番号)でセットしてください。産直ららら駐車場から玉簾の滝まで、約450メートルです。
問い合わせ先:0234-26-5759(酒田市交流観光課)
https://www.city.sakata.lg.jp/sangyo/kanko/shizen/tamasudare.html
[All photos by City Sakata Yamagata Japan]