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大正時代の面影を残す湯の町
写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
山形県尾花沢市の小さな谷間にある「銀山温泉」。江戸時代日本三大銀山に数えられた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」で働いていた鉱夫が、銀山川の中に温泉が沸いているのを発見したのが始まりとされています。
温泉街の中央に流れる銀山川の両側に、大正末期から昭和初期に建てられた木造多層の旅館が立ち並ぶさまは、なんとも風情がありますね。1986年に「銀山温泉家並保存条例」を制定し、町並みを守ってきた努力があってのことです。
ガス灯に浮かび上がるノスタルジックな風景
写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
日が暮れて、ガス灯にあかりが点ると、ノスタルジックな風景が浮かび上がります。人気の台湾の九份にも似た感じがしますね。優しいオレンジの灯りに、湯煙りが漂います。
雪のシーズンが一番人気
写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
雪国山形で、1~2月に最も混み合う場所の一つが銀山温泉。この美しい雪景色と温泉に焦がれて、訪日旅行客を含む多くの旅行客が集まります。夜になり、降りしきる雪がガス灯に照らされるさまは、またしみじみとした風情がありますよ。
銀山温泉 泉質・日帰り入浴施設
写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会
そして、もちろん温泉でじっくり温まりましょう。現在日帰り入浴可能施設は下記になりますので、定休日など確認の上、お出かけくださいね。
銀山温泉 泉質について
特徴:ほんのりと硫黄の香りがする透明なお湯
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、
関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質:ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)
温度:源泉温度約60℃
日帰り入浴可能旅館(2021年1月2日現在)
メンテナンスや工事で利用不可能の場合もあります。必ず、銀山温泉公式サイトで最新情報をご確認ください。
http://www.ginzanonsen.jp/shincyaku/s-detail.cgi
旅館松本 【りょかんまつもと】 0237-28-2021
可能だが、要問い合わせ(時期によってはお受けできない場合あり)
古勢起屋別館 【こせきやべっかん】 0237-28-2322 ※銀山荘と同じ
11:00~14:00 (最終受付13:30)
入浴料 大人700円
定休日 無休 ※状況により休館あり
やなだ屋 【やなだや】 0237-28-2030
時間不定休 (入口前に入浴可能看板出ます)
貸切相談可能
瀧見舘 【たきみかん】 0237-28-2164
11:00~14:00 (最終受付 13:30)
入浴料 大人1,000円 子ども(小学1年生~6年生)500円
定休日 月・木
〔共同浴場〕
しろがね湯
8:30~16:00(最終受付15:30)
入浴料 大人500円 小人200円
定休日 水曜日
おもかげ湯 (貸切浴場)
10:00~17:00
入浴料 2,000円/50分
受付 はいからさん通り 0237-28-3888
定休日 不定休 ※当日の受付のみ
〔足 湯〕
和楽足湯【わらしゆ】
6:00~22:00 無料
屋根がない為天候によっては利用不可の場合あり
ノスタルジックな風景に恋せずにはいられない、山形県の「銀山温泉」。これからベストシーズンが始まります。
一度は訪れたい、銀山温泉。その魅力を確かめに、あなたも出かけませんか。
銀山温泉(ぎんざんおんせん)
【住所】〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑
【公式サイト】銀山温泉 http://www.ginzanonsen.jp
Ginzan Onsen – Yamagata – 銀山温泉 – 4K Ultra HD/TokyoStreetView – Japan The Beautiful
【主な宿泊施設】
銀山温泉 古山閣
銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘
銀山温泉 藤屋
山形県銀山温泉 能登屋旅館 ほか
※2021年1月2日更新 TABIZINE編集部により記事を更新しました。
※掲載の情報は2021年1月現在のもので、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。