手土産にも!代官山で見つけた「Tempura Motoyoshiいも」の絶品「さつま芋天ぷら+塩そふと」を実食ルポ

Posted by: kurisencho

掲載日: Jan 4th, 2020

代官山駅の歩道橋を降りたすぐ下に和食屋さんのような佇まいのお店がありました。お店の外にはソフトクリームの看板。中を覗いてみると、2019年9月にオープンしたばかりの、さつま芋天ぷら専門のテイクアウト店でした。そこには冬にも食べたくなる芋天ぷらとソフトクリームの最高の組み合わせがありました!

Tempura Motoyoshiいも外観

老舗の技をお気軽に堪能できるという贅沢

Tempura Motoyoshiいも ディスプレイ

天ぷらをメインに勝負し「絶妙な感覚を要する天ぷらの神髄」を体感できる、南青山の天ぷら専門店「天ぷら元吉」。創業から挑戦と成長を続ける「天ぷら元吉」が、2019年9月にテイクアウト店「Tempura Motoyoshi いも(てんぷらもとよし いも)」を代官山にオープンさせました。

初めての感覚!「さつま芋天ぷら+塩そふと」を実食

今回いただいたのは「塩そふと丸十(まるじゅう)650円(税込)」のソフトクリームです(コーンまたはカップ)。

「丸十」とは、天ぷら屋さんの隠語でさつま芋のこと。「薩摩の国からお芋」という事で、薩摩藩主島津家の家紋「〇に十」の字にちなみ「丸十」となったそうです。

Tempura Motoyoshiいも 塩そふと丸十
島津家のように重厚感あるソフトクリームの堂々たる姿の「塩そふと丸十」。輝きを放つ塩そふとには黒い粒粒の「竹炭の塩」がふりかけられていました。写真を撮る手もドキドキします。

角のない石川県能登島の塩が加えられたコクある牛乳が混ざりあった塩そふとは、甘いじょっぱくて濃厚。能登の塩とはまたちがう塩気の「竹炭の塩」は少しプチプチと、食感も一緒に味わえます。

Tempura Motoyoshiいも 塩そふと丸十アップ
その隣で輝く丸十。薄い天ぷらの衣に包まれたさつま芋は、甘くねっとりと、甘みを十分にたくわえていました。塩そふとと合わせたらスイートポテトのように変化して、天ぷらの匠の技にうなるほど美味です・・・。

Tempura Motoyoshiいも トッピング塩
ここで終わらない、天ぷら専門店の発想がありました!なんと、トッピングの塩「能登の塩・竹炭の塩・藻塩・シナモン」の4種類を自由にふりかけることができるのです!お店の方の「全部お試しください」というお言葉に甘えて、少しずつ味見させていただきました。

「藻塩」は「能登・竹炭」とまた違い、海の香りがマイルド。「シナモン」はその香りを強調しつつ、塩そふとと相乗効果で和洋風に変化して、どれもこれも、それぞれの良さを発揮していました。

Tempura Motoyoshiいも店内カウンター
もちろん、丸十にふりかけても相性抜群で、最後まで黙々と、じっくり味わいたくなる絶品逸品です!

四季を通して、ほっこりと

テイクアウトのさつま芋天ぷら「丸十」も紹介します。

Tempura Motoyoshiいもメニュー
「丸十」は、1本・630円、ハーフ・330円、5本箱入・3,350円(全て税込)と、単品と箱入の販売で、通年販売の「丸十」は季節により「新丸十」「旬丸十」「名残り丸十」と味わいが変わるそうです。

お芋から日本の四季を感じるという風情あるお芋の食べ歩きと手土産ですね。

Tempura Motoyoshiいも店内
お気軽なテイクアウト店なのに、落ち着いた照明の和の空間に、気品があり、お店の方の丁寧で暖かな笑顔が嬉しい。神髄が随所に貫かれている店内で、ちょっこっと長椅子に腰かけて、新しいさつま芋スイーツにほっこりしてみてはいかがでしょう。

※2019年11月の情報ですので、予めご了承ください。

Tempura Motoyoshiいも
住所:東京都渋谷区代官山町20-6
TEL:03−6455−2240
営業時間:11:30〜17:00(平日・土曜)、11:00~18:30(日曜)
定休日:不定休
交通:東急「代官山駅」から徒歩1分
HP:http://motoyoshi-1120.com/
Instagram:@motoyoshi_imo

[All photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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