旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
魅力のイタリアン
上写真:マルゲリータ(ピッツァ)
イタリアンが食べたいな。
明るくて
親しみやすくて
分かりやすくて
美味しいから。
ピッツァも、パスタも、リゾットも大好き。
肉だけでなく、魚介類のメニューが豊富なのも、日本人には嬉しいもの。
ブルスケッタやカプレーゼなどアンティパストは好きなものばかりで迷うし、
ティラミスやパンナコッタのドルチェは別腹。
イタリアンって、どうしてこんなに魅力的なのかしら。
日本最北のピッツァ石窯
道北美深町にある、古民家を改装した「Pizza & Bar Bibliothéque(ビブリオテーク)」。週末からの金・土・日・月の週4日オープンする店には、日本最北かもしれない、素敵な石窯があります。
幻の小麦「ハルユタカ」で作る窯焼きピッツァ
美深産アスパラと生ハムのビスマルク(ピッツァ)
ピッツア生地に使われているのは、美深町産の春蒔き小麦の「ハルユタカ」。秋蒔き小麦に比べて、春蒔き小麦は収穫量が少ない上に種や肥料などのコストがかさむため、敬遠する農家が多い品種。小麦の生産量では日本全体の65%を占める北海道で、ハルユタカの割合は1%にも達しない幻の小麦。
しかしながら、ハルユタカはたんぱく質をより豊富に含んでおり、病みつきになるモチモチのピッツァ生地になるのです。
パスタも食べたい
絶妙のアルデンテに茹で上げた、トマトソースのスパゲッティ。
ボロネーゼ。豊富に揃えられた、イタリアワインと一緒にいただくのも良いかもしれませんね。
本格的なイタリアンも
ピッツアやパスタだけでなく、青ソイのアクアパッツァ(時価/要予約)など、本格的なイタリアンも楽しめます。
店名のBibliothèque(ビブリオテーク)は、フランス語で「図書館」の意味。店内の本を読みながら、ピッツァの登場を待ちましょう。ワインやビールを片手にゆっくり過ごしたくなります。
今回のたったひとつは、幻の小麦「ハルユタカ」で作る窯焼きピッツァが食べられる、道北の「Pizza & Bar Bibliothéque(ビブリオテーク)」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
注意:詳細につきましては、直接施設へお問い合わせください。
ONESTORY(ワンストーリー)
おそらくは本格的な石窯を備える日本最北のピッツェリアで出会う、誠実な熱意が生み出す物語。[Pizza & Bar Bibliothéque/北海道中川郡美深町]
Pizza & Bar Bibliothéque(ビブリオテーク)
住所:北海道中川郡美深町西1条南5丁目
電話:01656-8-7039
営業:14:00〜21:00(金曜〜月曜)
Pizza & Bar Bibliothéque HP : http://bibliotheque.jp/