ゲットできるのか？「びえいのコーンぱん」

新千歳空港に到着してすぐ、びえいのコーンぱんが売っている「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」へと向かいました。

美瑛選果公式サイトよりキャプチャ

「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」は、新千歳空港の2階、出発ロビーにあります。センタープラザ中央からまっすぐ進み、右へ曲がった場所です。

筆者が訪れた時間は平日の12:15ごろ、店頭には行列が見えます。すでに並んでいる人たちで12:25焼き上がり分は完売、次の焼き上がり時間は、1時間半後の13:50とのこと。

同じく狙っていた、びえいのまめぱん（こちらも新千歳空港限定）は既に完売。まめぱんは1日1回、朝8時の焼き上げのみだそうです。なんと！！　残念ですがまめぱんは諦めるしかありません。

この時点では、13:50焼き上がり分を待っている人はおらず、とりあえず並ぶことにしました。そうこうしている間に、12:25分が焼き上がり、箱に詰められたコーンぱんが飛ぶようになくなっていきます。

コーンぱんもまめぱんも、1箱5個入り、各1,500円（税込）、両方のパンを合わせて一人1日2箱まで購入できます。整理券などは配布されておらず、先着順です。公式サイトの情報によると、コーンぱんは1日平均5～8回程度の焼き上げで、生地の温度や発酵の関係上、パンの焼き上がり時間は日によって異なるそう。

販売がスタートするのは開店の8時ごろ、そこから約1～2時間の間隔で焼き上げられます。最後の焼き上げは15時台になることが多いようです。

ちなみに、美瑛町には美瑛選果の本店がありますが、コーンぱんとまめぱんは販売されていません。新千歳空港限定であり、通販などお取り寄せで買うこともできないのです。

待っている間、店頭ではガラス越しにコーンぱんを作っている様子も見られます。ボウルいっぱいのコーンの山！　そしてパン生地にコーンが詰められていきます。見ているだけでめちゃめちゃおいしそうです。早く焼き上がりを食べたい！！

とはいえ、13:50の焼き上がりまで待たなくてはなりません。長いなあ……と思っていたら、店員さんがやって来ました。「12:25焼き上がり分にキャンセルが出たので、1箱でしたら購入できます」とのこと。なんと！　もちろん「買います！！！」と即答。ラッキーなことにさほど待つことなくゲットできたのでした。

びえいのコーンぱんを実食！

焼き上がりなので、まだほかほかしているコーンぱんを早速いただくことにしました。箱に厚みのあるコーンぱんが整列しているさまも、なんだか愛おしい……。

箱には大きく「びえいのコーンぱん」の文字。コーンぱんの表面もおいしそうな色に焼けています。

パンを割ってみると、中にはコーンがたっぷり！　思わずかぶりつくと、コーンがポロッとこぼれてしまうほどのボリューム感です。

言うまでもなく、めちゃめちゃおいしい。ふわっと弾力のあるパンに、甘みのあるコーン。水と砂糖は一切使用されていないので、素材のよさやおいしさが引き立っています。とうもろこし本来のやさしい甘みが口いっぱいに広がり、幸せを感じる味わいです。途中から、とうもろこしを食べているのか？ と感じるほど。

そのおいしさに、ペロッと完食。正直、5個入りはちょっと多いかもと思ったのですが、意外とこれすぐに食べてしまうなあという印象でした。

賞味期限は1日。すぐに食べないパンは、付けてもらったパン保存袋に入れて保管しましょう。


その日の夜に、トースターで温めて食べてみたところ、購入当初のパンの味わいが復活。焼き立てと遜色なくおいしくいただくことができました。

ちなみに、翌日の朝にも同じようにトースターで温めて食べてみました。十分おいしいのですが、焼き立てに比べるとやや味の変化が感じられたので、なるべく早く食べるのがおすすめです。

行列＆即完売なのも納得のおいしさ

すぐに売り切れてしまうのも納得の「びえいのコーンぱん」。絶対に買いたいなら、時間に余裕をもって空港へ行くことをおすすめします。今回「まめぱん」は買えませんでしたが、絶対においしいはず！ と思っています。新千歳空港を訪れたら、ぜひお店をのぞいてみてください。

[All Photos by TABIZINE編集部]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。