黄色いカラーが鮮やかな台北MRT環状線
台北MRT環状線は、「大坪林駅」から「新北産業園區駅」までの14駅を結ぶ新路線です。新店・中和・板橋・新莊などの地方都市間の移動や、地方都市から桃園国際空港への往復がぐっと便利になりました。これらの地方都市を観光してみたい台湾リピーターの方にも便利な交通機関だと言えるでしょう。
今回筆者は始発のMRT「大坪林駅」から環状線に乗車し、「新北産業園區駅」乗り換えで桃園空港へと向かいました。
大坪林駅の乗り場や黄色いカラーの車体も新しく、ちょっとワクワクしてきます。
環状線の車内の様子
こちらが環状線の車内の様子です。スーツケースなどの荷物を置くスペースもあります。
この路線はほとんど地上部分を走るため、車窓から景色の移り変わりも楽しめます。始発駅付近はカーブが多いためか速度はゆっくりめ。地元の台湾人の方たちも、窓からの景色を楽しんでおられました。
電車に揺られること約35分、MRT「新北産業園區駅」に到着です
駅はまだ新しく、きれいです。
航空会社によっては、インタウンチェックインもこちらの駅で可能です。
「新北産業園區駅」で桃園空港MRTへ乗り換え
では、これから桃園空港MRTに乗り換えます。「桃園機場捷運」という標示に沿ってすすんでいきましょう。ちなみにお手洗いは台北MRT側の改札近くにあるので、先に行っておくと安心かもしれません。
「台北駅」や「北門駅」で桃園空港MRTに乗り換える時は結構歩きますが、この駅の場合は1分ほどで桃園空港MRTの改札へ到着しました。乗り換えで道に迷う心配はほぼ無いと思います。
ただし「新北産業園區駅」で乗る場合は始発からの出発ではないので、間違えて台北行きに乗らないよう注意してくださいね。
桃園行きかどうか、きちんと確かめる必要があります。この駅は直達車(快速)も停車するので、普通車(各駅停車)よりも直達車に乗る方が早くておすすめです。
直達車(快速)なら30分もかからず桃園空港へ到着!
桃園空港MRTは、乗ってしまえば30分とかからず桃園空港へ到着です。台北MRT環状線は地方都市と空港間を移動したい方にとって、とても便利な交通機関です。加えて台北MRT環状線は2020年2月いっぱいは乗車料金が無料となるので、2月中に台北にいらっしゃる方は、試しに乗ってみるのもおすすめですよ。
[All photos by Yui Imai]
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