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青森ねぶた祭は8月2日~7日の計6日間!
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まずは「青森ねぶた祭」の日程を確認していきましょう。「青森ねぶた祭」は、毎年8月2~7日の6日間にわたって開催されます。初日の8月2日・3日の夜には、子どもねぶた・大型ねぶたが運行します。この子どもねぶたとは、地域の子どもや学生たち、町会が制作したものなんだとか。そして、4日~6日の夜には、大型ねぶたが運行し、祭りが最も盛り上がります。大型ねぶたが20台前後、6日間にわたって市内を運行。最終日の7日は、昼に大型ねぶた、夜に青森花火大会とねぶた海上運行があります。
8月2日 19:00~21:00 子どもねぶた・大型ねぶたの運行
8月3日 19:00~21:00 子どもねぶた・大型ねぶたの運行
8月4日 19:00~21:00 大型ねぶたの運行
8月5日 19:00~21:00 大型ねぶたの運行
8月6日 19:00~21:00 大型ねぶたの運行
8月7日 13:00~15:00 大型ねぶたの運行
19:00~21:00頃 青森花火大会・ねぶた海上運行(青森港)
ねぶたの運行には各団体の審査も!
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ねぶたの運行は「ねぶた」「囃子(はやし)」「ハネト」の三位一体で成り立っており、2~5日の運行中には、2日以上運行した大型ねぶたを対象にし、各団体の審査が行われます。審査は、祭り主催団体、報道機関、有識者のなかから、ねぶた又は芸術に造詣の深い者である「審査委員」と、文化団体、国際交流団体などからの推薦者、一般公募の青森市民による「一般審査員」によって行われるのだそう。5日の夜には審査結果が集計され、総合評価により最も優れた団体には「ねぶた大賞」が贈られます。翌6日の夜の運行では、山車の正面に「ねぶた大賞」などの額縁を掲げ、各賞をお披露目するのです。
祭りの最終日である7日の昼すぎからは、大賞のねぶたを先頭に、入賞した6団体すべてが青森市内をパレードします。夜には、台船に乗せられた受賞ねぶた6台が、青森港から陸奥(むつ)湾の沖合を海上運行。その後、青森花火大会がはじまると、祭りはいよいよフィナーレ。約11,000発の花火が打ちあげられ、海上に浮かぶねぶたとの美しいコラボレーションを楽しむことができます。このように、「青森ねぶた祭」の運行内容は日によって変わります。登場する団体が同じでも、運行順を変えることから、6日間の開催中に同じ運行はないのです。
実は前夜祭も行われます!
「青森ねぶた祭」の開催日は、毎年8月2日~7日の6日間ですが、実は8月1日から、青森駅近くのねぶた小屋「ラッセランド」にて“前夜祭”が行われます。当日は、「ミスねぶた」や「ねぶた師の紹介」をはじめ、白塗りの顔にユーモラスなメイクをした「ハネト」ならぬ「バケト(化人)」の競演などイベントが盛りだくさん!そして、笛や太鼓の持久力コンテストやねぶた囃子の演奏会など、一足先にお祭り気分を味わえます。その夏の出場予定の大型ねぶたがすべて揃い、前夜祭の開会式後の18時には、完成した作品に明かりが灯されて幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
場所や会場や時間は?
青森ねぶた祭は曜日に関わらず毎年8月2日~7日に開催されていますが、詳しくは「青森ねぶた祭」のHPでご確認ください。参考までに過去2019年の開催情報を載せておきます。
■青森ねぶた祭【2019年開催情報】
開催日程:2019年8月2日(金)~7日(水)※雨天決行、1日(水)は前夜祭あり
開催場所:青森市中心市街地(国道4号線・7号線、新町通り、八甲通り、平和公園通りが囲むルート)、青森港(第64回青森花火大会・ねぶた海上運行)、青い海公園内「ねぶたラッセランド」特設ステージ(前夜祭)
アクセス:青森駅から徒歩約7分(新町通りとアスパム通りの交差点付近)
駐車場:約500台(青森操車場跡地北側、1回500円、運行コースまで徒歩約15分)
問合せ先:017-723-7211(青森ねぶた祭実行委員会事務局/青森観光コンベンション協会)
URL:http://www.nebuta.jp