【2024年開運】沖縄県のパワースポット3選！琉球王国最高の聖地、神が降り立った島、良縁祈願

久高島（南城市）

斎場御嶽（南城市）

琉球王国最高の聖地

琉球の最高神女「聞得大君（きこえおおきみ）」の就任儀式や国の吉凶を占う儀式が行われた、琉球王国最高の聖地「斎場御嶽（せーふぁうたき）」。「聞得大君」とは、主に王族の女性が任命された、琉球の信仰における神女の最高位。初代（1470年）から15代（1875年）までの約400年余り、国王と王国全土を霊的に守護し、神事を担いました。一般人は立ち入れない聖域でしたが、現在は年間40万人が訪れる世界遺産です。

最高神女・聞得大君の就任儀式を行った「大庫理」

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斎場御嶽の敷地内には6カ所の神域（イビ）があります。最初の拝所は「大庫理（ウフグーイ）」で、大広間や一番座という意味を持ち、聞得大君の就任の儀式が行われたといわれる場所です。祈りの場ですので、敬意を忘れずに。

今も聖水を溜め続けるふたつの壺

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2本の鍾乳石から落ちる「聖なる水」を受けるふたつの壷。神様の木が生い茂っている岩を伝って降りてくる水滴は浄化されており、聖なる水と考えられていました。今も聖水を溜め続けているので、壺には触れないこと。

最高位の聖地「三庫理（サングーイ）」

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2つの巨大な岩が寄り添う「三庫理（サングーイ）」は、斎場御嶽の奥に位置する最高位の聖地。岩の隙間を抜けると、左手に神の島「久高島」が望めます。

■参照
斎場御嶽 | らしいね南城市
【本島南部】南城市　斎場御嶽ガイド　おきなわ物語

★開運ポイント＜三庫理で祈る＞
沖縄には、独自の祈りの文化があります。拍手はせず、手を合わせて「さりうーとーとー、ありうーとーとー」と声に出して、神様に呼びかけます。合わせる手の右手がご先祖様、左手は太陽や自然を表すそうです。

祈りのしかた
1.名前や出身地、住所を述べて自己紹介をする
2.感謝の気持ちをのべる
3.最後にお願いごとを

地元の方の祈りの場であり、聖域ですので、ほかの方の祈りの邪魔をしないように心がけましょう。
 

久高島（南城市）

神様が天から舞い降りた島

琉球（沖縄）の祖神アマミキヨが天界から降臨し、沖縄は久高島（くだかじま）から始まったといわれています。島の全長は約8km、貸自転車を利用すれば、2時間ほどで一周可能。島全体が聖地で、フボー御嶽など立ち入り禁止の場所も多いので注意が必要。安座真港から高速船で約15分、フェリーで約25分ほど。

琉球の祖神が降臨した「ハビャーン（カベール岬）」

琉球開闢の祖アマミキヨが降臨、あるいは上陸した聖地「ハビャーン（カベール岬）」。カベール岬までの一本道は、「神の道」といわれます。植物群は、国指定天然記念物。神の島の植物や珊瑚、石、砂はひとつでも持ち帰ることはできず、あやまって持ち帰り病気になった人もいるので注意。

理想郷から神々が乗った船が訪れるイシキ浜

イシキ浜は、理想郷ニライカナイから神々が訪れる際に船が停泊するとされる神聖な浜辺。五穀の種が入った黄金の壷が流れ着いた、農耕の始まりの地とされます。

★開運ポイント＜あらゆるものが神に関係している神聖な島＞
久高島はあらゆるものが神に関係しており、島全体が聖域。海の彼方にある理想郷ニライカナイに最も近いといわれています。美しい空と海に囲まれた神の島で浄化され、神の存在を近くに感じられそうです。
 

波上宮（那覇市）

良縁祈願

那覇空港からアクセスがよい、沖縄の総鎮守「波上宮（なみのうえぐう）」は、波の上の崖端に鎮まる祈りの聖地。昔の人々が海の彼方にある理想郷ニライカナイの神々に、豊漁と豊穣を祈願したそうです。

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有名なご利益は良縁祈願（縁結び）といわれ、恋愛のみならず、人の絆を強くすることにも良いといわれます。沖縄らしい紅型（びんがた）のお守りも魅力的。

★開運ポイント＜開運ビーチ＞
琉球八社の最高位であり、朱色の本殿が青い空と海に映える絶景のパワースポット。波上宮前の波の上ビーチは、「開運ビーチ」と呼ばれているとか。

今回は、沖縄県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットでよい運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。

※記事掲載の情報は変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。
 

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。