牛肉麺の激戦区の中でも新しいお店「嘉義小食堂牛肉麵」
台北MRT北門駅や西門駅から徒歩圏内の場所に牛肉麺の激戦区があり、お昼時は多くの方で賑わっています。今回筆者が訪れた「嘉義小食堂牛肉麵(ジャーイーシャオシータンニウロウミエン)」は、牛肉麺の激戦区の中でも比較的新しいお店です。
店内は清潔感があり、気持ちよく食事ができる雰囲気です。
清燉か紅燒、牛肉麺か牛雑麺かをチョイス
牛肉麺のスープは、あっさりしたスープが特徴の「清燉牛肉麵」と、醤油ベースで濃いめの味わいが特徴の「紅燒牛肉麵」の2種類です。それぞれ牛肉の塊が入った一般的な牛肉麺のほかに、モツ系のお肉がたくさん入った「牛雜麵」という麺もあります。
どちらかというと、このお店では牛雜麵を注文する方が多いよう。それぞれ具の効能が書かれたポスターに惹かれ、今回は「紅燒牛雜麵」を注文してみました。価格は130元(約470円)と、激戦区にあるだけあって台北のほかの牛肉麺店と比べて割安に感じます。
テーブルの上には牛肉麺店の定番ザーサイや、黒酢等の調味料も置いてあります。お好みで加えながらいただきましょう。
牛モツたっぷり紅燒牛雜麵のお味は?
こちらが「紅燒牛雜麵」です。丼の中には牛モツがたっぷり入っていて、かなりのボリューム!ちょうどこの日は牛レバー(牛肝)がなく、牛肚、牛腸、牛肺の3種類が入っているということでした。お肉はどれも歯応えがあり、噛むたびに肉の旨味がぎゅっと口の中に広がります。
麺は太めのちぢれ麺で、もちもちな食感が楽しめます。紅燒のスープは味が濃い目で、太めの麺でもスープの旨味をしっかりと感じることができます。コクのある麺と太麺、牛モツのハーモニーがクセになるおいしさです。
「嘉義小食堂牛肉麵」は、牛肉麺激戦区の中でも比較的きれいなお店に行きたい、一風変わった牛肉麺を食べてみたいという方におすすめのお店です。次の台湾旅行で、ぜひ訪れてみてくださいね。
住所:台北市萬華區忠孝西路二段16巷1號1樓
[All photos by Yui Imai]
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