日本大通り
R.H.ブラントンの設計により明治3年頃に完成した、日本で初めての「西洋式街路」です。周囲には、神奈川県庁や横浜開港資料館、横浜地方裁判所、三井物産横浜ビル、旧関東財務局などの重厚な歴史的建造物が立ち並び、異国情緒あふれるスポットとなっています。日本大通りに沿ってたくさんのイチョウの木が黄色に染まり、まるでトンネルのような美しさ。オープンカフェからゆっくりと眺めてみるのもおすすめです。
鎌倉 長谷寺
季節を通して、四季折々の花木が絶えることのないことから「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれており、秋には、イチョウやカエデなどの美しい紅葉が楽しめます。池の水面に映る幻想的な紅葉や、にこやかに微笑む「和み地蔵」も人気のスポットとなっています。
浄智寺
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鎌倉五山第4位の禅宗の寺院。参道は砂岩の一種である鎌倉石で舗装されていて印象的です。鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門や、本尊三世仏坐像を祀る曇華殿(どんげでん)、お腹をさわると「元気がもらえる」と言われている“鎌倉七福神”のひとつ布袋尊などがあり、見どころもたくさん。モミジ、カエデ、イチョウなどが色づき、境内全域で紅葉を楽しむことができます。
早川橋梁(出山鉄橋)
箱根登山鉄道「塔之沢駅」から「大平台駅」にかかる橋、早川橋梁。一般的には、「出山の鉄橋(でやまのてっきょう)」と知られており、箱根観光名所のひとつです。車窓からは、赤や黄色に色づいた渓谷が眼下に広がり、絶景を楽しむことができます。紅葉のシーズンでは、橋の上で電車が停車するサービスも!
箱根美術館
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箱根美術館では、縄文時代の土器から鎌倉・室町時代に製作された古窯の壺や甕(かめ)などを展示しており、自然との調和を意識して設計された美術館となっています。約130種類の苔と、真っ赤に染まる約220本のモミジが観賞できる「苔庭」など、息をのむほどの美しさです。
相模湖
相模湖を囲む山々が鮮やかに染まり始めると、畔の北側に位置する「県立相模湖公園」でも紅葉の美しさが楽しめます。公園の左手にある「嵐山」の紅葉が、相模湖の湖面に映る様子はまさに絶景。夕日に照らされる相模湖とのコントラストもお見逃しなく。遊覧船に乗って湖上から秋の風景を眺めるのもおすすめです。