仕事、勉強など、日々予定に追われがちな私たち日本人。
早朝からオフィスに向かい、1日の仕事を終えたかと思いきや、会議で帰宅が遅れる。さらにその後断れない飲み会に誘われ、帰宅後の残された時間で締め切りギリギリの書類を作成し、なんとか提出・・・などなど。
そんなバタバタの状況にイライラし、「時間がない!」とついつい口にしていませんか?
時間に追われている気分になれば、イライラしてしまうのは当然のこと。しかし、そんな「時間がない」と思っている今のあなたは、実は人一倍時間の大切さを知っている人であることに、気づいていません。
それは時間を大事にしている証拠
「時間がない」と口にしている人が気づいていない事実。それは、“時間がないと感じる時ほど、最も時間を大事にし、充実した時間を手に入れている。”ということ。
たしかに、あれやこれやと予定が山積みで忙しいあなたは、心底疲れを感じていることでしょう。
しかしそんなあなたは、ないながらも時間を見つけて好きなことをしたり、リフレッシュしたりする時間を「作って」いるはずです。
そして、山積みの予定の中に現れた、ちょっとしたリフレッシュの時間、自分だけの、もしくは友人、家族、恋人等とのプライベートな時間に、それはそれは言葉にしがたいほどのありがたみを感じたことはありませんか?
逆に、時間が有り余っていたら、たしかに一日中プライベートな時間を過ごすことができるわけですが、果たしてその時間にどれほどのありがたみを感じることができるでしょうか?
むしろ有り余った時間なんて、一日中家で寝ていたり、スマホで時間を潰したりと、「持て余して」過ごしていませんでしたか(笑)?
時間がない! と走り回るその瞬間こそ、最も充実している時間であり、さらにはすきま時間を「見つけ」、時間を「作り」、まさしく時間を最大限「大事にしている」瞬間なんですね。
「時間のなさ」を前向きに
「時間がない」と考えるのも、「時間を大事にしている」と考えるのも、結局は捉え方、気の持ち方次第。
忙しい毎日の中でうまく時間をやりくりし、そして誰かと過ごす、もしくは自分ひとりだけで過ごすそのちょっとした時間にありがたみを感じることができている今のあなたは、「時間がない」と感じているにもかかわらず、実は人一倍「時間を大事に」しています。素晴らしいことです。
そんなステキな毎日、ぜひ前向きに受け入れてあげてくださいね。
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