【熊本の難読地名】神水、上津浦、洗川・・・いくつ読めますか?

Posted by: 内野 チエ

掲載日: Mar 27th, 2021

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は熊本県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

熊本県の地図

神水

熊本県熊本市神水水前寺公園

(C) Shutterstock.com

「くわみず」
古語で「くわ」とは細やかに、美しいという意味があります。近くには水前寺公園もあり、昔からこの辺り一帯は湧き水が豊富に出ていたそうで、自然の恵みを受けた「水の聖地」として、神の水という名が付いたと言われています。

樅木


(C)一般社団法人 九州観光推進機構

「もみぎ」
八代市の内陸にある地名です。川辺川の渓谷にかけられた「樅木吊橋」は紅葉の名所として知られています。樅木吊橋は上下に2つあり、長さ72メートルの「あやとり橋」と、長さ59メートルの「しゃくなげ橋」が平行してかかっています。足元の隙間から川が見え、ゆらゆら揺れる吊橋はスリル満点です。

上津浦


(C)一般社団法人 九州観光推進機構

「こうつうら」
島原の乱で活躍した天草四郎が育った天草諸島の天草市有明町にある地名です。海沿いの国道324号の有明区間は「天草ありあけタコ街道」と名付けられ、地ダコが名物。道の駅に巨大なタコのオブジェがあり、ユーモラスな写真が撮れるフォトスポットになっています。

洗川


「そそかわ」
阿蘇郡高森町上色見の地名です。湧水が出る上洗川神社があり、健磐龍命(タケイワタツノミコト)が阿蘇宮に向かう道中にこの地で、汗に濡れた衣を洗ったという神話に基づいて名付けられたそうです。

御輿来


(C)一般社団法人 九州観光推進機構

「おこしき」
「渚百選」「日本の夕陽百選」に選ばれた宇土市の海岸です。干満の差が大きく、潮が引いた浜には、風と波によって形作られた自然のアートが出現します。日が沈む頃は太陽の光でオレンジやピンク、紫などの色の変化も楽しめます。

PROFILE

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

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