なんだかいつも忙しくて、心に余裕がない。そう感じてしまう原因は、日々の生活に無駄な時間が多いからかも。これから紹介する5つの時間を手放せば、もっと有意義に過ごせるはず。
1.何度も同じ愚痴に付き合う時間
仕事や人間関係で嫌な思いをすることは誰にでもあるもの。それを人に話すことで心が癒やされることも事実。しかし、問題を解決しようとせずに愚痴ばかり言っている人、あなたの周りにいませんか?
そういう人は大抵、「飲みに行こう」と誘ってきては、一人で不平不満を言い続けます。話を聞いてもらうことが目的なので、アドバイスをしても聞き入れません。何度も誘われるようなら、やんわりとお断りを。
2.流行のファッションを追いかける時間
NY発の「ノームコア」というスタイルがじわじわと注目されています。これは「ノーマル」と「コア」を足した言葉で、「超普通の格好」という意味。つまり、シンプルな定番服を着こなすことです。
移り変わりの激しい流行を追いかけて、常に最新のファッションを取り入れるには、雑誌などから情報収集をし、買い物をする時間が必要です。もちろんお金もかかるし、一過性の人気商品は一年も経つと時代遅れになってしまいます。
だったら、質のいい定番アイテムを、流行に左右されずに着続ける方がいい。オシャレは楽しいものですが、最近はそんな風に考える人も増えています。
3.こまごまと物を探す時間
大事な書類がどこかに紛れてしまった、着ようと思っていた服が見当たらないなど、こまごまと物を探す時間が多いのも、考えもの。塵も積もれば山となる。探している時間がもったいないし、なにより見つからないとイライラしてきてしまいます。
物を探す時間を減らすためには、普段から整理整頓を心がけ、必要以上の物を所有しないことがポイントです。部屋やオフィス、PCの中もシンプルでスッキリしていた方が気持ちがいいものです。
4.SNSを気にする時間
ツイッターやFacebook、インスタグラムなどのSNSを、定期的に更新したりチェックしたりしないと落ち着かない、なんて人は要注意。SNS中毒になっているかも?
確かにSNSはどこにいても誰かとつながることができる、楽しいツール。しかし、そればかりに気をとられていると、目の前の現実に集中できなくなるという一面も。
ときにはSNSをお休みしてみましょう。入ってくる情報が減り、静かでゆったりとした時間を取り戻せます。
5.テレビをダラダラ観る時間
帰宅したらすぐに、なんとなくテレビの電源を入れてしまう人、少なくないですよね。とくに見たくもなかったバラエティー番組を、いつの間にか最後まで見てしまった経験は、誰にでもあると思います。
惰性でテレビを見続けていると、30分から1時間、場合によっては数時間があっという間。その時間を使って丁寧に夕飯を作ったり、半身浴をしたり、趣味を充実させたりする方が有意義です。あるいは早めに就寝し、翌朝早起きしてもいいですね。
1日、1週間、1カ月・・・限られた時間をどう過ごすか、決めるのは自分自身。時間の使い方を意識的に選びとり、ただ忙しい毎日からは卒業しましょう!
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