ダイソーの南京錠はタイプも色々!
便利なアイテムがたくさんそろう100円ショップのダイソー。旅行準備のとき、ダイソーに行く人も多いのでは? 今回はそんなダイソーのアイテムから、スーツケースなどの防犯に役立つ南京錠3種類を試してみました。
全て100円と低価格! 旅行にお金がかかるのでこの安さは魅力です。3つとも簡易防犯具なので、荷物の管理はくれぐれも気をつけてくださいね。
真っ赤な色が可愛い「カラー南京錠」
こちらは「カラー南京錠」。鮮やかな赤が可愛い、横幅約20mmの小さなサイズの南京錠です。グリーンバージョンもあります。
南京錠には、キーが2つ付属しています。こちらも可愛い赤いキー。なくしてしまうと、スペアキーは取り寄せできないので紛失には十分気をつけましょう。
キーを差し込んで、右に回すとカチッと音がしてフックが開きます。閉めるときはフックをカチッと音がするまで押し込めばOK。万が一キーをなくしてしまったときは、金切りのこ、大型ニッパーグラインダーなどで切断してください。
フックが長い「南京錠吊長タイプ」
こちらは、長いフックの「南京錠吊長タイプ」。
真鍮とスチールでできた南京錠は、横幅約30mm、フックを含めた高さは約650mm。「カラー南京錠」より少し重たく感じます。キーは3つ付いていました。スペアがたくさんあると、紛失のリスクが減ってうれしいですよね。
こちらもスペアキーの取り寄せはできないので、キーの紛失には注意しましょう。万が一なくしてしまったら、金切りのこ、大型ニッパーグラインダーなどで切断します。
使う前には必ず潤滑油を注ぎ、馴染ませてから使用しましょう。キーを差し込んで右に回せば、カチッと音がしてフックが外れます。閉めるときはカチッと音がするまでフックを押し込んでくださいね。
ダイヤル式で鍵いらず「ダイヤルロック ワイヤータイプ」
フックがワイヤーになっている「ダイヤルロックワイヤータイプ」。横幅は約370mm、高さはワイヤー部分を含めると約100mmです。カラーバリエーションは、ライトグリーン・レッド・ブルー・イエローの4色。
ダイヤル式なのでキーをなくす心配がありません。フックがワイヤー状で、自由自在に曲がるのも便利なところ。
下の部分には暗証番号のリセットボタンがあります。
購入時、暗証番号は「0・0・0」に設定されています。ダイヤルを暗証番号に合わせ、左サイドのボタンを押すと解錠。表のダイヤル部分の溝が、暗証番号のセットラインです。
現在の暗証番号に合わせた状態で、ドライバーやペン先などでリセットボタンを押しながら、希望の暗証番号3桁に合わせ、リセットボタンを離せば新しい暗証番号の設定が完了します。暗証番号を忘れないように注意してくださいね。
こんなスーツケースには使えない!
南京錠を試そうと、自宅にあったファスナー式のスーツケースを準備!
どころが、筆者のスーツケースは、ファスナーの引き手をロックに差し込みタイプのスーツケース。引き手には穴がないため、南京錠は使えませんでした。南京錠は、ファスナーの引き手に穴があるタイプのスーツケースに使いましょう。
こちらは、引き手に穴があるタイプのスーツケース。これなら一番フックが狭い南京錠でも付けることができました。
3つの南京錠をお試し!
スーツケースでは使えなかったので、ファスナー式のキャリーケースを使って、3つの南京錠を試してみました。
「カラー南京錠」は、フックが短いので、両開きのファスナーを開けようと思っても、大きく開いてしまうことがありません。赤い色が目立つので、荷物を見分けるときにも役に立ちそう!
「南京錠吊長タイプ」は、フックが長いので上部のポケットのファスナーにも通すことができました。
筆者のキャリーバッグは上部のポケットが片開きのファスナーなので、スライドさせればポケットは開いてしまいますが、フックの届く位置に両開きのファスナーが2つあるタイプや、2つのファスナーが並行になっていないタイプのケースであれば、一緒にロックすることが可能です。
「ダイヤルロック ワイヤータイプ」を使えば、さらにサイドのポケットまでロックできます。
上部ポケットの片開きファスナーも開けることができないようにロックされました。フックの部分がワイヤーで曲がるからこそできる技ですね。
タイプの違う3つの南京錠。使い道や、ケースのタイプによって使い分けてみてくださいね。
[All photos by Mayumi.W]