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知られざる⁉ カウチシートの元祖!
東京・成田から、ニュージーランドのオークランドまでは、ニュージーランド航空(NZ)の直行で約11時間、日本発は夕方となります。なお、8月1日現在、機内はマスク着用が義務付けられています。ちなみに、航空機内でもマスクの着用義務は、航空会社、そして目的地によって異なります。
さて、今回、往路では「エコノミースカイカウチ」という座席を利用しました。1名~2名でエコノミークラスの、1列3シートをフラットにして利用することができる座席です。
食事をすませたあとは、足元のフットレストをあげてフラットな状態を実現。専用の布団や横になっても安全な延長シートベルトも支給されます。まさに空飛ぶベッド状態です。エコノミーなのに!
寝る前に見た、目的地までの残り時間は8時間台後半でしたが、起きた時には2時間台前半でした(笑)。で、気になる料金ですが、航空券のほか1人利用で片道8万円、2人利用で片道4万円の追加料金が必要になります。
エコノミー3席を利用してのカウチシートといえば、2019年に全日空(ANA)が、成田・ホノルル路線のA380に導入したことが記憶に新しいですが、NZがこのサービスをスタートさせたのは2011年。こちらがオリジナルで、ANAをはじめとする同サービスを取り入れている他社はライセンス契約を結んでいるそうです。
なお、NZは、2024年に、米国を結ぶ超長距離便のエコノミークラスに手足を伸ばせて寝転べるベッド付きのシート(スカイネスト)の導入を発表しています。
機内安全ビデオは二度見必至
そのほか、機内で印象に残ったのは機内安全ビデオ。もともと、NZの安全ビデオは凝っていると評判なのですが、幸運にも海外からの渡航客を受け入れるタイミングで放送が開始された新作「マオリの神話」を見ることができました。
人と場所を守るという意味をもつ“ティアキ”(マオリ語)をテーマに、ある青年が山、海、森、空の4人のマオリの守護神たちを訪ねながらも、神からのメッセージを受け取るといったストーリーです。
そうです、まったく機内安全ビデオらしくありません。壮大です。映像もアナウンスも、まるで、アドベンチャー映画。つい見入ってしまいます。安全説明もちゃーんと合間に盛り込まれているのでご安心を! 映像は、過去のものを含め、YouTubeで見ることができますよ。筆者は、「ハリウッドで撮ってみた」編が好きです。
エコノミーの機内食も美味!
機内食もおいしかったです! エコノミーの機内食って、「いったいどうやったらそんなにまずく作れるんですか?」というケースが多々(個人の意見です)。ですが、今回ばかりは、往路復路ともども完食しちゃいましたよ!
最後にちょっと余談にはなりますが、オークランドのNZのラウンジもよかったです(エコノミー席の利用でしたが、スターアライアンスゴールドのステイタスを持っているので、ここぞとばかりに利用しました)。
ワインの生産量が多い国とあって、ラウンジに置かれているワインが豊富! ワインラバーの筆者はかなりテンションがあがりました。バリスタのいれるコーヒーをマシンや専用アプリでオーダーできるシステムも楽しかったです!
少し時間はかかりますが、バリスタが丁寧にいれてくれたコーヒーはさすがにおいしかった! ミルクの種類を細かく選べるのもイマドキです。それにしても、フラットホワイト、おいしかったなあ。
ニュージーランド航空
https://www.airnewzealand.jp/
[All photos by kelly]
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