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川下りしながら紅葉を観賞「鬼怒川」【栃木県】
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大自然が創造した渓谷美の極みとして名高い栃木県の「鬼怒川」。その鬼怒川を代表するアクティビティで、奇岩や怪石が織りなす造形の妙と紅葉を満喫できるのが鬼怒川ライン下りです。
約6km先の下船場まで約40分、大自然が創造した渓谷美を存分に体感できます。途中には、ゴリラの顔の形に似ている「ゴリラ岩」や象が長い鼻をのばして水を飲もうとした様子に見える「象岩」など、見どころもいろいろ。急流を豪快に下るスリルに、船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきと話術も楽しめます。
時間:9:00〜15:45
乗船時間:40分
料金:大人(中学生以上)2,900円、小人(4歳以上)1,900円、幼児(1歳から3歳)600円
カヌーで紅葉の絶景をめぐる「洞元湖」【群馬県】
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群馬県・みなかみ町の「洞元湖」は、藤原湖の上流にあり、利根川本流と支流、楢俣川の合流点に日本で最初に造られた地下発電所の須田貝ダムによってできた人造湖。
ブナの原生林に囲まれていて、湖岸はまるで自然の湖のような趣。細長い湖なので、緑が近くに迫ってくるような雰囲気があります。
渋滞もない水の上を進むカヌーなら、のんびりとした時間を過ごしながら紅葉見物が可能。湖面の周りが赤く染まる紅葉の絶景をカヌーから見上げて楽しむことができます。
日帰りで紅葉登山が楽しめる「高尾山」【東京都】
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都心から約50km、電車で1時間ほどの東京都八王子市にある「高尾山」は、日帰りで行ける人気の山。2007年(平成19年)に富士山と並んでミシュランの三つ星に指定されている国定公園です。
中腹の海抜472m付近まではケーブルカーやリフトで登ることが可能。歩いて登っても1時間30分ほどで山頂に達することができるので、秋は紅葉の中、ゆっくり山歩きが楽しめます。
2022年10月29日(土)~12月4日(日)には「高尾山もみじまつり」を開催。期間中に高尾山の写真をインスタグラムに投稿すると抽選で高尾山土産がプレゼントされるキャンペーンや、高尾山ケーブルカー清滝駅前広場で学生の吹奏楽部による音楽の演奏などが行われます。
熱気球で空から眺める紅葉「白馬村」【長野県】
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日本有数の国際マウンテンリゾートとして、100年以上の歴史を有する群馬県・白馬村。冬は多くのスキーヤーやスノーボーダーでにぎわいますが、秋の紅葉も人気です。山に積もる白い雪、色鮮やかな紅葉の赤色、山の裾を埋める針葉樹の緑色の三色が織りなす景色は、「白馬三段紅葉」と呼ばれる見事な絶景。
そんな白馬村の美しい紅葉を地上30mから楽しめるのが熱気球。約5分間の係留フライトは、北アルプスの山々が手が届きそうなくらい近くに感じられる貴重な体験になるでしょう。
時間:6:00~7:00 ※集合時間は予約時に確認
フライト時間:約5分
集合場所:白馬ジャンプ競技場手前(八方第6駐車場)
料金:大人(中学生以上)2,800円、子ども(3歳~小学生)1,800円、幼児(2歳以下)無料
トレッキングで秋の自然を探索「屋久島」【鹿児島県】
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1993年に白神山地とともに日本で初めて世界自然遺産に登録された鹿児島県の「屋久島」。比較的降雨量も少なくなる10月頃からが観光のベストシーズンで、静かで涼しい季節はトレッキングにもぴったりです。
本格的な登山が苦手でも、短時間で行ける白谷雲水峡や千尋の滝、西武林道といった代表的な観光スポットで、十分に屋久島の秋を感じることができます。ヤクスギや椎の木といった常緑樹の森の中にふっと現れる赤や黄色の紅葉に、秋らしさを見つけてみては。
10月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。
※2022年10月25日時点の情報です。イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。