宿泊せずとも観賞OK「ホテル椿山荘東京」で雲海とオーロラが魅せる異次元の輝きを体験!2023年2月7日まで公開

Posted by: kurisencho

掲載日: Nov 21st, 2022

2022年に開業70年を迎えた「ホテル椿山荘東京」では、ホテルの庭園にて、東京雲海と森のオーロラの“光の絶景スポット”を2022年11月11日(金)〜2023年2月7日(火)まで公開しています。ホテルのレストランやショップを利用すると誰でも観賞OK。華やかなイルミネーションとは別世界の冬の幽玄の絶景を堪能してきました。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~
 


 

開業70周年記念!進化した雲海と光の絶景

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」外観
東京・文京区、森のような庭園の中に建つ「ホテル椿山荘東京」。ホテル館内には多くのレストランやチャペルなど施設を完備している歴史あるホテルです。特に訪れた人たちが散策できる広大な庭園では、2020年から「庭園プロジェクト」を始動し、おでかけスポットとしても益々注目されています。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」クリスマスツリー
2022年11月11日(金)に開業70年を迎えた今冬のイベントとして、2022年11月11日(金)~2023年2月7日(火)まで公開中の「森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~2
通年公開している国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」を舞台に、2021年に大好評だったカナダのイエローナイフのオーロラを再現した「森のオーロラ」と、眩い光が放たれる「祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」を組み合わせて光の絶景を描いています。

「オーロラ・祈り星・雲海」の奇跡の共演

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(東京雲海)
見上げると森と空が広がる庭園。朝から「東京雲海」は見れて、16時からは15分毎に始まります。訪れた時、庭園の幽翠池には霧が少し残っていて、しばらくその景観に見とれてしまいました。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(東京雲海)2
「森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」は、19時・20時・21時・22時(1日4回)出現します。最初は東京雲海の霧が辺りを埋め始め、周辺は藤色の海で幻想的な表情に……。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(森のオーロラ)
池の周辺や森からレーザーの光が放たれ、エメラルドグリーンや青系の色を重ねた「森のオーロラ」が夜空に出現。光量の異なる光を6方向から6層に組み合わせることで、オーロラ特有の色のグラデーションを描いています。やわらかな光になるようレーザーの光を工夫し、霧と重なることで本物のオーロラに近づけているそう。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(森のオーロラ)2
オーロラベルトの下に位置するカナダのイエローナイフのように、頭上の空いっぱいにオーロラが広がり、現地に行っている気分。木や建築物に囲まれた庭園の地形を活かすことで、リアリティが増し、周囲の人たちも息をのんでいました……。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(森のオーロラ)3
音楽にもこだわっています。池を囲むように32台のスピーカーを設置し、ヒーリングミュージックが立体的に響き渡ります。いわゆる音楽観賞ではなく、風や水の音のように自然と耳に入り包み込まれたような感覚となり、心が静まります……。雲海の霧が微風にのると共にオーロラの光も穏やかに流れ、神秘的な光景を創造。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ〜(森のオーロラ)4
現地イエローナイフでは3泊して93~95%の確率でオーロラと出会えるとのこと。現代技術の光と東京雲海の霧によって“世界一の遭遇率”のオーロラ旅。気象条件によって見え方も異なるので、一期一会の“奇跡の7分間”の共演です。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(祈り星~アニバーサリーフラッシュ~)
「祈り星~アニバーサリーフラッシュ~」は、19時・20時・21時・22時だけに出現します。疲れを癒す祈りのひとときをと生まれた「祈り星」が進化して、雲の中で輝く星空をイメージした演出です。「森のオーロラ」の7分間の後、三重塔の下、庭園の斜面が暗くなると、星が一斉に瞬くように、大小の光の群れが輝きを放ち続けます。

祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(水面)
瞬きを忘れて見とれ、花火のような儚い余韻を残す約2分間の「祈り星」の演出。その眩い美しさに圧倒されて体感時間は一瞬でした……。

観賞後は庭園散策

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(パンフレット)
池から三重塔の丘まで庭園をぐるりと散策できます。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」三重塔
国の有形文化財「三重塔」の他、伊藤若冲の下絵による羅漢石、七福神、石灯籠、滝などがあり、歴史巡りも兼ねたお散歩に。今回は夜に訪問しましたが、昼間は清々しく歩けそうですね。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」庭園散策
「森のオーロラ」や「東京雲海」が出現すると、散策路に霧が入ってさらに夢現の世界観に。夜は足元や周囲に注意して、霧が晴れたら歩きましょう。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(東京雲海)3
庭園には、初の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪椿と、四季を通して花々が咲き誇ります。この日は11月の夜の訪問でしたが、日本画のような美しい光景になることは容易に想像できました。

特別な宿泊プランやサービスも

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~(パンフレット)2
ちなみに、閉園後の23時以降にオーロラを堪能できるステイプラン(1日6組限定)もあり、ホテルオリジナルタンブラーで温かな飲み物を飲みながらゆっくりと観賞できます。

他にも、ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、オーロラや東京雲海をイメージしたシャンパンカクテルやお料理が並ぶハイティーが登場したり、ホテルショップ「セレクションズ」でも東京雲海とオーロラの景色を再現したスイーツも登場しています。

東京都文京区・「ホテル椿山荘東京」森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~3
ホテルに宿泊せずとも、レストランやショップを訪れた時に訪問できるのも嬉しい冬の光の絶景。日本とカナダが共演した、クリスマスイルミネーションとは違う異次元の光の海にどっぷり魅せられました。

森のオーロラと祈り星~アニバーサリーフラッシュ~
●開催期間:2022年11月11日(金)~2023年2月7日(火)
●出現時間:19:00~、20:00~、21:00~、22:00~(1日4回)/19:30~、20:30~、21:30~は「森のオーロラ」のみ出現
●体験スケジュール:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/unkai_lightup/
●出現エリア:ホテル椿山荘東京(庭園内 幽翠池エリア)
●住所:東京都文京区関口 2-10-8
●交通:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅1a出口から徒歩約10分、JR「目白駅」からタクシーまたはバスで約10分/無料シャトルバス「池袋駅」西口7番停留所から乗車時間約20分(土日祝のみ運行)
●HP:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

[all photos by kurisencho]

 


 

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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