リニューアル後初のイルミ！「メモリー・オブ・ライト」

2021年、心温まる幸福感に包まれる世界をコンセプトにリニューアル。昭和レトロな雰囲気をたっぷり味わえる遊園地として大人気の、西武園ゆうえんち。今回は、リニューアル後初のイルミネーションイベントとなります。これまでのイルミの概念を覆す、まだ誰も体験をしたことのない光の“ライブエンターテイメント”とは！？

【見どころその1】無数の光の玉が浮遊する瞬間

最大の見どころは、空中に無数の光の玉が一斉に舞い上がる瞬間。ふわふわと漂いながら煌めく見渡す限りの温かい光の中に、身体まるごと包み込まれていく……大切な人と楽しみたい、幻想的で夢のようなひとときです。

【見どころその2】イルミだけではない最新技術の演出

プロジェクションマッピングやレーザーなどの最新技術に加え、スモークバブルに照明を投影する光の玉の幻想的な演出など、一般的なイルミネーションとはまったく異なる、特別な光体験があなたを魅了します。

【見どころその3】自分が物語の主人公になれる仕掛け

夕日の丘商店街から始まる、不思議な物語に沿って進むナイトウォーク。自分の足で歩いて点在するスポットを巡るので、RPG的な冒険気分を味わえます。あなたの動きに合わせて影絵に息が吹き込まれ動き出すインタラクティブな演出など、ストーリーに参加できる仕掛けも。

6つの章で構成される幻想的なストーリー

「メモリー・オブ・ライト」はゲスト自身が物語の主人公。ナイトウォーク形式で360度見渡す限りが和の色彩に染まった光の世界を進むと、神秘的な体験の数々が巻き起こります。

夕日の丘商店街から神秘の森へ

ゲストは、夕日の丘商店街のたばこ屋の店主からどんな願いも叶える「願いの木」についての逸話を聞き、願いの木があると言われる神秘の森へと出発します。

商店街を抜けてさらに園内を進むと、結界らしきものが現れます。

神秘の森で神々と出会う

神秘の森に一歩足を踏み入れると、ゲストを導くように鞠をモチーフにした明かりやプロジェクションマッピングなどによる光の紋様が映し出され、和の色彩が空間を鮮やかに染めあげます。

木（き）、火（ひ）、金（きん）、水（みず）、土（つち）の神様に認められた者だけが出会えるという願いの木。神々の声を聞きながら、鞠を道標に進みましょう。

2つ目の神様は「火」の神様。あなたの作った影絵が動き出す！

夜の遊園地の雰囲気も楽しめる

ウォークスルー形式なので、途中夜の遊園地の雰囲気もバッチリ楽しめます。ちょうどイチョウがきれいに紅葉していました。

これからの寒い季節は、暖をとれるエリアがあるのはうれしいですね。

3つ目の「水」の神様は優しく先へ導いてくれます。

スマホ撮影だとスカイフィッシュ（未確認動物：UMA）のようになってしまいましたが、こちらは魚がスィーッと泳いでいくプロジェクションマッピング。ホタルのように光が煌めく中、ときおり魚が水紋を生み出しながら泳いでいく様子は、ずっと見ていても飽きない光景でした。

見上げると、木々にも光が煌めいています！

次々巻き起こる、ショー、インタラクションなど様々なライブエンターテイメントを楽しんで、次はいよいよクライマックスです！

クライマックスは立体的・流動的にゲストを包み込む演出！

物語のクライマックスを彩る願いの木には、大小さまざまな鞠が実っています。

たばこ屋の店主の話の続きが影絵で始まり……

最後の「土」の神様の声があたりに響き渡ります。

願いの木へと祈りを捧げると無数の光の玉が突如として目の前に舞い上がり、空間ごとゲストを包み込みます。暗闇から、突然目の前に光が溢れ出すさまは、思わず感嘆の声が漏れてしまうほど！

シャボン玉のような光の玉には中にスモークが閉じ込められていて、手や体に触れるとパシュッと弾けて消えてしまいます。中のスモークがふわりと空気に溶けるのが面白くて、童心にかえって次から次へと光の玉を追いかけてしまいました。

一味違う“映える”イルミネーション

電飾を用いた一般的なイルミネーションでは味わうことのできない、西武園ゆうえんちだけの特別な“包み込まれる”イルミネーション。影絵やスモークなど、普通のイルミとは一味違った演出で、スマホ撮影でもかなり映える写真が撮れます。実際に肉眼で観る以上にカメラロールが潤うイルミネーションイベント。

大切な人と観に行きたい、幻想的な光の体験です！！

[All Photos by Aya Yamaguchi]