©︎ Seika Chujo / Shutterstock.com
「普通の」お菓子や飲み物がギネス級
コンビニで、スーパーで、当たり前に見かける市販のお菓子があります。例えば「ポッキー」や「プッチンプリン」(どちらも江崎グリコ)など、世代を超えて、国境を超えて、多くの人が知っている市販のお菓子ですね。
このポッキ―やプッチンプリンは、世界で最も売れた商品としてギネス世界記録に掲載された歴史があります。
例えばポッキ―の場合、2019年と2020年に2年連続で、世界で最も売れた「チョコレートコーティングされたビスケットブランド」としてギネス世界記録に認定されています。
TABIZINEの過去記事「【実は日本が世界一】推定約670億円の年間売上高『ポッキー』はギネス認定」でも紹介しました。
プッチンプリンについても、1972年(昭和47年)の発売開始から累計51億個の販売を記録し、2013年(平成25年)にギネス世界記録に認定されています。
どちらも、日本の食品メーカー江崎グリコがつくる「普通の」市販のお菓子です。だからこそかえってすごく感じますよね。
お菓子だけではありません。お菓子と一緒に飲みたい市販の飲み物にも、ギネス世界記録に現役で認定されている製品があります。例えば、なんの商品名が思い浮かびますか?
世界で最も売れている緑茶
©︎ The Image Party / Shutterstock.com
ギネス世界記録の公式ホームで認定が現在も確認できる、誰もが知る市販の飲み物は、「最大のナチュラルヘルシーRTD緑茶飲料(最新年間売り上げ)(Largest NH RTD green tea brand – retail RSP, current)」と登録されています。
ちょっと見慣れない言葉がたくさん出てきますが、簡単に言えば砂糖の入っていない緑茶飲料で、年間で最も売れる市販の商品です。
具体的には、何の名前を思い浮かべますか? 言われてみると納得です。「お~いお茶」(伊藤園)ですね。
2021年(令和3年)に出版された、ユーロモニターインターナショナル2022(健康ウェルネス版)の記録をベースに、ナチュラルヘルシー(シュガーフリー)RTD緑茶飲料部門で販売実績世界一が確認されたため、ギネス世界記録にお~いお茶が2年連続で認定されました。
推定で年間2,530億7494万300円も売り上げたとの話。けたが多すぎて数える作業が大変ですが、約2,530億円です。
こうした例を挙げていくと、日本で何気なく見かける、なじみ深いお菓子や飲み物には、ギネス級にすごい製品が少なくないという話になりそうです。
日本の市販品の食べ物が、お土産として海外で喜ばれるなんて話も時々耳にしますし、筆者自身にも同様に海外で、喜ばれた経験があります。
身近すぎてありがたみが薄れてしまいますが、実はすごい日本の市販のお菓子や飲み物。お店で今度見かけたら、じっくり見て、味わってくださいね。
[参考]
※ Largest NH RTD green tea brand – retail RSP, current – Guinness World Records
※ 2020年品質「お~いお茶」ギネス世界記録記念パッケージ発売 – 伊藤園
※ ポッキー売り上げ、ギネス世界一 2年連続 – 日本経済新聞
※ プッチンプリンをギネス認定 販売累計51億個 – 日本経済新聞
※ 「Pocky」 が世界売上 No.1(※)としてギネス世界記録™に2年連続で認定(※)されました世界売上No.1を記念して、世界のポッキーが楽しめる施策も実施! – 江崎グリコ
※ Pocky & Ezaki Glico Case Study – Guinness World Records
※ Pocky Certified by GUINNESS WORLD RECORDSTM as the World’s Best-selling Chocolate-Coated Biscuit Brand (*) Bringing Smiles to the World During the Fifth Annual “Pocky day” Global Campaign to Get Underway on Oct. 11
[All photos by Shutterstock.com]