【浅草】衝撃的に濃厚なプリン&ラテ!京都の日本茶スタンド2号店「八十八 浅草」実食ルポ

Posted by: kurisencho

掲載日: May 13th, 2023

浅草駅から徒歩約5分、江戸通り沿いの日本茶スタンド「八十八 浅草」。「京都・嵐山にある「⼋⼗⼋良葉舎」の2号店で、濃厚なお茶のドリンクやスイーツを自分好みにカスタムしていただけます。隅田公園で東京スカイツリーを眺めながら、ちょっと一服してみました!

東京都台東区・「八十八 浅草」、焙じ茶ラテ(焙じ茶アイス・白玉のトッピング)、浅草プリン(泡抹茶トッピング)
 


 

京都・⼋⼗⼋良葉舎の2号店「八十八 浅草」

京都・嵐山の車折神社前駅前に、2019年にオープンした「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」。お茶屋さんで修行した元バリスタの丸山順裕さんがこだわった、京都府産の高品質なお茶を取り扱っている日本茶スタンドです。

東京都台東区・「八十八 浅草」内装
2023年1月、そんな京都で人気の「八十八良葉舎」の2号店として、隅田川が流れる隅田公園の近くに「八十八 浅草(はとや あさくさ)」がオープンしました。築70年の釘なし木造民家を改装したお店で、軒下では暖簾が揺れている和モダンな店構えをしています。

東京都台東区・「八十八 浅草」提供の様子
カウンターには茶器やビーカーが並び、京都のお店と同じく、目の前で1杯ずつ手際よくお茶を点てて丁寧に作ってくれます。待っている時からお茶のいい香り。

2023年4月現在、平日も休日も訪れる人は途切れることなく、特に、昼食後の13時30分~お客さんの列ができてくるようです。筆者が訪問した平日15時前も、老若男女問わず立ち寄っていました。注文待ちの時はお店の前にあるベンチを先頭に、歩道に出ないよう一列に並んでおきましょう。

本場のお茶メニュー

注文カウンターの壁にはメニュー表。ドリンクもスイーツもイートイン・テイクアウトOKです。

東京都台東区・「八十八 浅草」メニュー
茶葉や香ばしさの違いを実感できる2種類の「抹茶ラテ」が看板商品。宇治田原産おくみどり品種・さみどり品種の「抹茶ラテ 壱 合組」(税込700円)、城陽産さみどり品種の「抹茶ラテ 弐 焙煎」(税込900円)。「和紅茶ラテ」「焙じ茶ラテ」、シンプルな「日本茶(煎茶・焙じ茶・紅茶)」もあります(各税込700円)。

ラテにいろいろトッピングしてお好みのドリンクを作ってもらえます。トッピングは沖縄県波照間島産の黒糖のほか、オーツミルク、白玉、追い抹茶、季節の果物、泡抹茶、アイス、バターサンド(150円~)と種類豊富。ドリンクを作る一連の流れも見られて、目と舌で味わえるのも醍醐味です。

組み合わせの中でも「抹茶ラテ」に「白玉+アイス」のトッピングが大人気。炭を配合したクッキーでクリームチーズ入りのバタークリームを挟んだ「バターサンド」を「泡抹茶」にディップするという楽しみ方も!

スイーツは、浅草店限定「浅草プリン」をはじめ、抹茶の旨みと甘味が凝縮した「半焼抹茶・焙じ茶」、泡抹茶と半焼抹茶を土台にお好みのトッピングを重ねる「八十八パフェ」など(600円~)。

東京都台東区・「八十八 浅草」、半焼抹茶・半焼焙じ茶(テイクアウト)
「半焼抹茶・半焼焙じ茶」や「特濃抹茶テリーヌ」は持ち帰り用の箱入りもあり。「半焼」のお菓子は、冷えていたらしっかり抹茶感や旨味があり、トースターで温めると外はサクッと中はドロッとして甘さが際立ちます。イートインでは、少し焦げ目をつけて提供されるとのこと。手土産にしたら、一目置かれそうです。

焙じ茶ラテ

東京都台東区・「八十八 浅草」提供の様子2
今回は「焙じ茶ラテ」(税込700円)をいただきました。東京のお店では抹茶と同じくらい焙じ茶も人気で、お客さんグループの全員が焙じ茶ラテを注文されたこともあったそうです! 焙じ茶を茶筅で点てて、香ばしい香りがダイレクトに届き至福に包み込んでくれました。

東京都台東区・「八十八 浅草」アイスのトッピング
ラテでも充分に焙じ茶を感じますが、ここに「焙じ茶アイス」(税込350円)と「白玉」(税込150円)をトッピング。アイスはイタリアから取り寄せたジェラートマシンで作るお店のオリジナル。白玉も朝からスタッフさんが作っていて、お茶以外もこだわっています。ドリンクは砂糖なしですが、スタッフさんにお願いすると、後から甘みの追加も可能です。

東京都台東区・「八十八 浅草」、焙じ茶ラテ(焙じ茶アイス・白玉のトッピング)
焙じ茶の濃茶と牛乳の白が混ざりあう、美しい完成の瞬間! 深くギリギリまで焙じた焙じ茶の濃厚な香りが、鼻から通り抜けてゆきます……。焙じ茶アイスはなめらかで、芳ばしくほろ苦くて、口当たりも味わいも上質。白玉はモッチモチで、シンプルな手作り感にほっこりします。
 
東京都台東区・「八十八 浅草」、焙じ茶ラテ(焙じ茶アイス・白玉のトッピング)2
少し時間がたつと、焙じ茶とミルクが融合してやさしい焙じ茶色に。甘さ控えめのアイスですが、これだけで甘みは充分。少しずつアイスが溶けてラテに馴染み、焙じ茶も一層際立っていきました。焙じ茶好きには砂糖なしで味わってほしいラテです!

数量限定浅草プリン

東京都台東区・「八十八 浅草」浅草プリン・泡抹茶のトッピング
スイーツには数量限定「浅草プリン」(税込600円)を。プリンにもドリンクのようにトッピングが可能。1番人気は「浅草プリン+白玉」の組み合わせですが、筆者は「泡抹茶」(税込350円)をのせてみました!

東京都台東区・「八十八 浅草」、浅草プリン(泡抹茶トッピング)
京都「八十八良葉舎」では、ミルクプリンに抹茶ソースをかけた「八十八プリン」を提供していますが、こちらではミルクプリンに抹茶を配合し、濃厚に仕上げた抹茶ソースを重ねた新しい形で登場。トッピングの泡抹茶にも抹茶粉をふるって、すべて抹茶色の贅沢プリンのできあがり!

東京都台東区・「八十八 浅草」、焙じ茶ラテ(焙じ茶アイス・白玉のトッピング)、浅草プリン(泡抹茶トッピング)2
ふわんと軽い口当たりの泡抹茶。抹茶をそのまま口にしているような深い味わいにまず驚き! さらに、ぷるぷるを超越したムチッと弾力がある抹茶プリンも衝撃的! 抹茶粉を感じる少しざらっとした舌触りが、どれほど抹茶が配合されているかを語っています。抹茶の風味をより豊かにする抹茶ソースという、大人の抹茶好きのための究極の逸品。

イートイン&隅田公園へテイクアウト

東京都台東区・「八十八 浅草」提供の様子3
今回は“抹茶色・焙じ茶色”に染めてみましたが、黒糖やバターサンドなどトッピングによって、まだ知らぬお茶の魅力と出会わせてくれくれそうな予感。

東京都台東区・「八十八 浅草」イートイン
店内にはスタンド式のカウンターがあるのでイートインもOK。

東京都台東区・「八十八 浅草」、焙じ茶ラテ(焙じ茶アイス・白玉のトッピング)と隅田川
天気がよければテイクアウトして、お店の裏手の隅田公園でのんびりしたり、川沿いを歩きながら浅草散歩を楽しんだりもできます。京都に行っている気分で、お茶の香りに癒やされたひととき。今度は別の味を試したりして、新たなお茶の楽しみ方を追求したくなりました!

八十八 浅草
住所:東京都台東区花川⼾2-14-3
電話:03-5830-6824
営業時間:平日11:00~17:00 18:00、土日祝10:00~17:00 18:00 ※2024年3月18日更新
定休日:不定休
交通:東京メトロ銀座線「浅草駅」7番出⼝から徒歩約5分
公式サイト:https://www.8108kyoto.com/
Instagram:@8108asakusa/
@8108kyoto/

[all photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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