1番大きい神楽坂の「AKOMEYA TOKYO」
2013年に銀座店から始まり、2023年で10周年を迎えた「AKOMEYA TOKYO」。全国から厳選した商品やオリジナル商品が並び、東京を中心に店舗も増えています。
今回訪問したのは、神楽坂にある「AKOMEYA TOKYO in la kagū(アコメヤ トウキョウ イン ラ カグ)」。赤城神社の近くに位置し、地下鉄「神楽坂駅」2番出口を出てすぐ目の前にドーンと建っています!
「AKOMETA TOKYO」の中でも1番大きい2階建ての店舗。1階には食品や雑貨の物販と食堂があり、2階には化粧品や衣類などの物販があり、定期的にワークショップも開催しています。
棚いっぱいの商品。店長さんのおすすめや、メディアで紹介されたものなど、手書きのメモが添えられていて選びやすく、季節ごとにポップアップコーナーも入れ替わります。メッセージ付きのお米やギフトBOXもあり、宝物探しのようにワクワクする空間!
1階「AKOMEYA食堂 神楽坂」は、ソファー席とテーブル席を中心に50席もあり、1人でも利用しやすい食堂。座席を確保しレジで注文するスタイルです。
9月27日まで!10周年記念3種のかき氷
食堂メニューでチェックしたのが、2023年6月22日(木)~9月27日(水)の期間限定のかき氷(提供時間は14時~18時)。昨年は、1日4時間で80杯も販売したとのこと! 今年は「AKOMEYA TOKYO 10周年アニバーサリーイヤーを感じるかき氷」をテーマにした新作3種類が登場しています。
マサラチャイミルク
過去に「AKOMEYA TOKYO in la kagū」限定メニューに登場した「マサラチャイ」を使った「マサラチャイミルク」(税込1,400円)。
アッサムティーにジンジャー、シナモン、カルダモン、クローブといった本場インドのスパイスをきかせています。甘さを抑えて、マサラチャイの茶葉のパウダーとカリカリのキャンディナッツをトッピング。別添のナッツのおかわりは、好きなタイミングでのせてもよし、食後にナッツだけを楽しんでもよし。チャイ好きに試してほしいかき氷!
八女抹茶と黒豆きなこあん
2020年に閉店した「AKOMEYA厨房銀座店」でも使用されていた「山科茶舗」の八女抹茶を使った「八女抹茶と黒豆きなこあん」(税込1,400円)。
翡翠色の抹茶と「深澤製餡所」の黒豆きなこあんを合わせたシロップは、さっぱりと爽やかな風味。惜しみなく全体にかけた贅沢な一品です。米飴の甘みあるモチモチの白玉団子がのせられ、豆菓子も別添されており、10周年の歴史と和を存分に楽しめます。
人気1位!ショコラオレンジ
人気第1位「ショコラオレンジ」(税込1,500円)。昨年に続き、サンフランシスコ発のBean to Barチョコレート専門店「ダンデライオン・チョコレート」のチョコレートを使っています。オレンジソースが別添されていて、昨年よりパワーアップ!
氷を覆うダークチョコレートソースは、ふわっと濃密で、溶けにくく、写真も比較的ゆっくり撮影できました! ソースは牛乳ではなく「オーツミルク」をベースにカカオの特徴を雑味なく堪能できます。
どっしりとした苦みがあり、フルーティーなカカオの余韻にうっとり……。氷の内側にもソースはしっかりと忍ばせています。トップの生クリームを添えるとミルキーで、パフェのように濃厚な存在感!
オレンジソースは小瓶にたっぷり。熊本県産ネーブルオレンジのスライスをシロップに漬けにした、酸味と苦味が清々しいとろと~ろとしたソースです。かき氷なので、重厚なダークチョコレートとの調和も意外と軽やか!
こちらのかき氷のみ、さらにフランスのオレンジリキュール「グランマニエリキュール」(税込200円)を別添で追加可能。ほんのりとした苦みに、品のいい香りがふわぁ〜と広がり大人味に。魔法の一滴のように、たった数滴でかき氷の印象もガラリと変化します!
終盤で溶けてきても薄まらずリッチなチョコレートドリンクのようになり、チョコレートをしっかり味わえるのに重すぎず、最後まで魅力が尽きませんでした!
ドリンクメニュー
かき氷に添えたいドリンクは、コーヒー、紅茶や日本茶など、こちらもこだわりのものばかり(550円〜)。
「AKOMEYA TOKYOクラフトビール」(写真)をはじめ、アルコールもいろいろそろっていて、食堂で味見がてら飲んだ後に、店舗で購入してもいいですね。
温かい飲み物で締めるのもいいですが、合わせたのは「柚子ジンジャーエール」(左)と「有田みかんサイダー」(右)(各税込770円)のシュワシュワ系。とことん、チョコレートと柑橘のハーモニーを楽しみました!
通年メニューも紹介
最後に、昼から夜まで提供される通年メニューにも少し触れておきます!
「AKOMETA TOKYO」で販売されている調味料などを使って季節に合わせた献立は、羽釜炊きのごはんと味噌汁が添えられていて、どれも体によさそう(990円〜)。
3品の主菜をちょっとずついただける「AKOMEYA御膳」(提供時間11時〜14時・18時〜)、お店で販売している黒酢を使った「国産鶏と野菜の黒酢あん御膳」は昼夜通して人気。フライやカレー、お子様御膳までそろっています。
かき氷以外のスイーツには、「アデリアレトロ」のグラスに盛ったソフトクリームもあり。店舗で販売している「発酵レモンソース」「濃厚いちごソース」をトッピングしたりと、こちらも魅力的。14時〜はフロートも提供されます。
混雑時間について
気温や曜日にもよりますが、平日はゆとりがあり、注文後5〜10分で提供されます。休日は14時〜16時が混雑のピーク時間帯で、30分ほど待つ時間がありそう。
17時以降は比較的空いてくるので、かき氷で夕涼みもいいかもしれませんね。「AKOMEYA TOKYO」が10年間で出会ったお気に入りの素材と組み合わせていて、全部試したくなりました!
提供期間:2023年6月22日(木)~9月27日(水)
提供時間:14:00~18:00
かき氷特設ページ:https://www.akomeya.jp/shop/pg/1seasonal-kakigori/
AKOMEYA TOKYO in la kagū
住所:東京都新宿区矢来町67
営業時間:店舗11:00~20:00、食堂11:00~20:00(L.O.19:30)
電話:店舗03-5946-8241、食堂03-5946-8243
定休日:なし
交通:東京メトロ東西線「神楽坂駅」2番出口から徒歩約1分
公式サイト:https://www.akomeya.jp/
[all photos by kurisencho]