先月行われたノーベル賞授賞式や祝賀晩餐会。大村智氏と梶田隆章氏、2人の日本人が受賞され、1千人以上が参加した華やかな晩餐会は世界の注目を集めました。実はストックホルムには、この晩餐会で出されているアイスクリームが食べられる場所があるんですよ。
ストックホルムの人気観光地、旧市街ガムラスタンにあるノーベル博物館。ノーベル賞100周年を記念して2001年にオープンしました。18世紀に建てられた証券取引所の建物を利用していて、美しい歴史ある佇まい。
ノーベル賞の設立者であるアルフレッド・ノーベルに関する展示から、ノーベル賞の歴史や歴代受賞者がビデオや写真などで年代ごとに詳しく紹介。日本人受賞者の数多くの偉業も展示され、世界への貢献などもじっくり学べます。
近未来的な展示も。アカデミックな内容ながらもスタイリッシュな空間を楽しみながら見学できるのが魅力。
(C) Nobel Museuseet
館内にある、洗練された雰囲気のミュージアムカフェ「Bistro Nobel」。こちらで晩餐会のディナーで出されるアイスクリームが食べられるんです!
見た目も華やかな、濃厚なバニラアイスと甘酸っぱいカシスのシャーベット。デザートだけでもノーベル賞を受賞した気分になれるかも!?
椅子の裏には歴代のノーベル賞受賞者の直筆サインが書かれています。受賞者はこのカフェを訪れ、椅子にサインをするのが恒例となっているんだそうです。
物理学賞を受賞された梶田隆章氏。同じ日本人としてとても誇らしいですね!
ミュージアムショップではノーベル賞や受賞者にまつわる本や雑貨などを販売。晩餐会で出されるのメダルチョコレートもあるので、おみやげにもピッタリ。
ノーベル賞の歴史から晩餐会と同じアイスクリームまで楽しめるノーベル博物館。ストックホルムを旅した時は、訪れてみてはいかがでしょうか?