TABIZINE編集部の山口です。
世界遺産に推薦決定している、新潟県の「佐渡島の金山」。しかし佐渡島の観光スポットというと、佐渡金山以外はすぐ思い浮かばない人もいるのではないでしょうか? 今回は、その佐渡金山から車で約15分ほどの場所にある佐渡屈指の景勝地「尖閣湾」の美しい風景と、海中透視船で出会える、ちょっとファニーなカモメのみなさんをご紹介します。
日本渚百選「尖閣湾」はカフェメニューも充実!
佐渡島の玄関口「両津港」から車で約60分、「小木港」から車で約65分の「尖閣湾揚島遊園」。ダイナミックな絶景が楽しめる景勝地ですが、実はカフェメニューも充実しているんです。
「あげしま海かふぇ」では、ぷりぷりのイカがのったカレー(1,000円)や、ネバネバのながもをたっぷりのせたながも丼(800円)、サザエとめかぶのパスタ(800円)から手作りイカ飯(700円※時期により値段が変わります)なども。どれもおいしそうだな〜。
のどぐろカレー、かきめしの素、佐渡の地獄のカレー……お土産もちょっと個性的に感じるのですが、気のせい?
しま模様の断崖が美しい
©︎尖閣湾揚島遊園
「尖閣湾は姫津から北狄まで約3kmの海岸に広がる5つの小湾の総称です。天下の絶景と賞され世界一と呼ばれている北欧ノルウェーのハルダンゲル峡湾の景観に勝るとも劣らず、正に東西両洋に対をなす海岸美として『尖閣湾』と命名されました」とあります。
この断崖は、猛烈な季節風と荒波によって造られた海食崖なのだそう。尖閣湾の断崖は流紋岩でできていて、しま模様に沿って剥がれやすく、現在のようなしま模様が縦方向に伸びて切り立った風景になりました。
透視船と書かれた看板は今にも飛び立ちそうなカモメの形。この海中透視船とカモメの関係に後で驚くことになるのですが……
今はまだ、美しい海だな、後であのグラスボートも楽しめるのだな、とこのときはまだ知らずに眺めているワタクシ。
映画『君の名は』のロケ地でもあります。あのアニメの『君の名は。』ではないですよ、菊田一夫原作の『君の名は』です。
佐渡大埼灯台
大海原絶景に息をのむ
あげしま展望台には売店もあります
あげしま展望台
岬の先にあるあげしま展望台の横には、売店があります。本当に惚れ惚れするほどの絶景なのですが、絶賛太陽も降り注いでいてとにかく暑いので、涼をとることにします。冷え冷えラムネ160円、冷たい甘酒400円、佐渡のもも太郎(アイス)サイダー割300円もいいかも。まぜまぜして飲むらしい。
アイスは各種170円、「コシヒカリモナカ260円」も気になる〜。
といいつつ選んだのは、佐渡の塩ミルクソフトクリーム。ほんのり塩味がおいしいけど、外が暑いのでどんどん溶ける!溶ける! 急いで食べました〜。
海中透視船で!カモメと!出会った!
それではいよいよ気になっていた海中透視船に乗りまーす! 灯台の麓のトンネルを抜けると……
船着場で出迎えてくれたのは、カモメのみなさん。「ちょーだい、ちょーだい」と言っているよう。
彼らのお目当ては、これです(笑)。
海中透視船は、1週約15分。8:40から17:00までの毎時00分、20分、40分に出航しています。1隻の定員は12名です。
ちなみに、海中透視船の運行状況は、公式twitterにて確認できますよ。
>>尖閣湾揚島遊園【公式】 (@ageshimaumicafe) / Twitter
さて、いよいよ出港です。おお!!海面が近い!すごい臨場感です!!
船内は中央の床がガラス張りになっていて、海中の景色や魚群を眺められますが……
かっぱえびせんが大好きなカモメくんたちもやってきます。とぼけた表情がなんとも言えず、たまらない。
©︎尖閣湾揚島遊園
海中透視船とカモメさんたちは、切っても切れない仲。かっぱえびせんが大好きなんですね。可愛い。
佐渡島旅行の際は、佐渡金山だけでなく、尖閣湾揚島遊園もぜひ立ち寄ってみてください。熱中症対策も忘れずに!
https://sado-ageshima.com
新潟県佐渡市北狄1561
園内営業時間
3月~4月 8:30~17:00
5月~9月 8:30~17:30
10月 8:30~17:00
11月~2月 8:30~16:30
入園料 大人500円、小児300円
海中透視船の乗船料
大人1,400円(入園料含む)
小児800円(入園料含む)
>>尖閣湾揚島遊園【公式】 (@ageshimaumicafe) / Twitter
駐車場無料
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by 尖閣湾揚島遊園 & TABIZINE編集部]