「すすきのゼロ番地」って?
TABIZINE編集部の井上です。
先日、北海道のOMO3札幌すすきの by 星野リゾートで、「すすきのゼロ番地開拓ツアー」なるものに参加してきました。「テンションあがる『街ナカ』ホテル」がコンセプトのホテルブランド「OMO(おも)」では、このような街歩きを楽しむツアーが魅力の一つ。
「すすきのゼロ番地」って、実は札幌最古の地下飲食店街なんです。地元の人でもなかなか行かない場所なんだそう。
21時の札幌・すすきの。スタッフ扮する「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内にしたがってやってきたのは「すすきの市場」。
かなり年季の入った建物「ススキノアパート」もいい味出してます。こちらには今も人が住んでいるのだとか。某映画のロケ地として使われたこともあります。
すすきの市場を入ると、地下へ続く階段があります。う~ん、これは確かに、面白そうだけど入るのに勇気がいる場所かもしれません。今回はOMOレンジャーと一緒なので、安心してずんずん進みます。
お店の名前が書かれた看板も超レトロ。昭和な雰囲気出てますね~。
古きよき昭和の雰囲気を感じる地下街
地下へ降りてみました。時は令和ですが、なんだか昭和にタイムトリップしたかのような錯覚に陥ります。よく来ていると思しきお客さん、特定のお店の常連さんらしき人たちともすれ違いました。
味処 北桜
熊本から直送の馬刺しや、ザンギ、お母さんの手料理系が楽しめるお店
酒場 風ロマン
ビーチと船がコンセプト。食事もお酒も楽しめる落ち着いた雰囲気のお店です。
レトロな絵が描かれたポスターが飾られ、ノスタルジックな雰囲気の「スナック ちろる」
個人的にとても気になったお店がこちら。旅する店主さんがいる、コーヒーとお酒が楽しめる「0番地珈琲店」。
特に中南米がお好きだという店主さんが、旅先で買い求めた雑貨が店内に飾られています。宇宙人の人形がぶら下がっていたり、看板にも宇宙人の顔らしきものが描かれ、ユニークで独特な世界観が感じられるお店です。
スナック 札ちょん(さっちょん)
ゼロ番地で一番古い、老舗のスナック。「札ちょん」とは、札幌に単身赴任で来ている人のことをいう方言です。筆者らが訪れたこの日はお休みでした。
燗酒肴 晴れる屋
厳選された素材を使ったお料理とともに、温めた食中酒が楽しめるお店。特に寒い時期に楽しむ熱燗って格別じゃないですか?
ゼロ番地のディープな雰囲気とはひと味違う、隠れ家っぽい雰囲気のイタリアン「OSTERIA Lumaca(オステリア ルマーカ)」。
2時間飲み歌い放題できる「Bar あきらHouse」。マスターであるあきらさんのプロフィールも入口に書かれています。新規、女性おひとりさまも歓迎とのこと。
スナックやお酒を飲むだけではない、食事やコーヒーを楽しめるお店もあって、実に個性豊かなラインナップ。歩いているだけでそそられるお店が何軒もありました!
中には会員制のお店もあるので、入れないお店もありますが、気になったお店があればツアー途中で離脱してもOK。気になったお店に入れるように、ちょっと小腹が空いた状態で参加するのがおすすめです!
住所:北海道札幌市中央区南6条西4丁目11-1 薄野市場BF
[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]