お菓子の歴史を感じる「奈良こんふぇいと」
砂糖傳増尾商店の「奈良こんふぇいと」は、砂糖菓子「金平糖」の語源であるポルトガル語の「Confeito(コンフェイト)」から名前をとったお菓子。1300年余りの歴史ある奈良の“こんぺいとう”という意味があるそう。
フレーバーは2023年12月の時点で29種類以上あり、織田信長が食べたとされる元祖・金平糖を復元した「信長こんふぇいと」や、吉野産の柿の葉を使ったもの、ハローキティとコラボしたものなど豊富です。今回は「ひだまり」と「大和煎茶」を購入しました。
パッケージには奈良の鹿などが描かれており、とても美しいんですよ。絵柄は全部で20種類あるそうです。
箱を開けると、中には「傳」のロゴ入りの袋入った「こんふぇいと」が入っていますよ。賞味期限は製造日より1年間とかなり長めですが、砂糖菓子なので暑いところを避けて保管するように気をつけましょう。
懐かしい味わいの金平糖
袋を開けると、中からはきれいな形をした「こんふぇいと」が。「ひだまり」は、太陽の光をたっぷりと浴びてみずみずしく育った果物を金平糖で表現したのだとか。
パイナップル・バナナ・レモン・マスカット・グレープフルーツの5つの味の金平糖が入っています。とってもカラフル!
食べてみると、小さいのにそれぞれのフルーツの味がちゃんと感じられて感動! 一粒一粒丁寧に作られた、ちょっぴり懐かしい味の金平糖でした。
一方、「大和煎茶」は、一般的な金平糖のサイズよりも大きめの「こんふぇいと」が入っていました。奈良月ヶ瀬の大和茶の煎茶を使って作られたそう。ちょっと渋い緑色をしています。
普通サイズの「ひだまり」と比べると、大きさの違いがよくわかりますよね。一回りくらいは大きいでしょうか。
食べてみると、金平糖というより飴を食べているような感じです。かなりしっかりとした硬さがあるので、噛むよりも舐めるほうがおいしくいただけました。煎茶の風味もしっかり感じられて、奈良らしい味わいでした。
パッケージも味も奈良らしいお土産
奈良らしい和風のパッケージに、奈良産のお茶やフルーツなどを合わせた金平糖が入った「奈良こんふぇいと」。見た目も可愛らしいので、友達への奈良土産に喜ばれそうですね。
「奈良こんふぇいと」は、砂糖傳増尾商店本店や支店、オンラインショップのほか、奈良県内のお土産店などで購入が可能。筆者は、平城宮跡歴史公園の「天平うまし館」のお土産店で購入しました。
みなさんも奈良に行ったら、ぜひお土産に買ってみてくださいね!
ひだまり/大和煎茶
https://www.satouden.com/items/index5.html
内容量:40g
価格:税込540円
販売場所:砂糖傳増尾商店の店舗、奈良県内のお土産店など
「砂糖傳増尾商店」オンラインショップ
https://satouden.com/wcshop/products/list?category_id=2
[All Photos By Kaori Simon]
Do not use images without permission.