世界文化遺産 醍醐寺について
三宝院しだれ桜
今年で開創1150年を迎える醍醐寺は、平安時代より花の醍醐と言われた桜の名所です。
1598(慶長3)年の春、豊臣秀吉は花見に際して畿内から境内に700本の桜を植え、三宝院の庭園を設計し盛大な宴を開きました。息子・秀頼や正室・北政所(きたのまんどころ)、側室の淀、三の丸など女房衆1,300人余りが参加したといわれています。この故事にならって、毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。
三宝院は1115(永久3)年、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建され、建造物の大半が重要文化財に指定。中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されています。
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、1598(慶長3)年、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。
開催期間:2024年3月15日(金)~4月15日(月)
開催場所:総本山醍醐寺
拝観料 :<3ヶ所共通券>三宝院庭園・霊宝館庭園、仏像棟・伽藍
大人1,500円(中学・高校生1,000円)
団体20名以上 大人1,300円(中学高校生800円)
<三宝院御殿特別拝観>
大人・中高生500円
<霊宝館本館・平成館特別展示>
大人・中高生500円以上の文化財維持寄付金
期間中の法要
3月15日(金) 桜会開白 大般若転読法要
4月1日(月) 桜会中日 柴燈大護摩法要
4月14日(日) 豊太閤花見行列
4月15日(月) 桜会結願 恵印三昧耶法要・大蔵流狂言奉納
春の霊宝館庭園 時間外早朝観桜プラン
霊宝館大しだれ桜
開門前の時間外入場で、霊宝館の樹齢180年と言われる「大枝垂れ桜」をはじめ、数々の咲き誇る桜のなか、醍醐の花見を満喫できます。
開催日:2024年3月23日(土)・25日(月)・26日(火)・27日(水)・28日(木)・31日(日)・4月1日(月)・2日(火)・3日(水)・7日(日)
タイムスケジュール:
8:00 霊宝館庭園にて時間外観桜
※館内には入場できません
9:00 終了
料金(税込):1名3,000円
「豊太閤花見行列」開催!特別観覧席も
豊太閤花見行列(金堂前)
世界文化遺産の境内を背景に枝垂れ桜、染井吉野、山桜、八重桜など約700本の桜が順番に咲き誇ります。豊臣秀吉が行った歴史上有名な花見と言えば「醍醐の花見」。
1598(慶長3)年の春、秀吉は花見に際して畿内から700本の桜を植え、盛大な宴を開きました。息子・秀頼や正室・北政所、側室の淀、三の丸など女房衆1,300人余りが参加したと言われています。この故事にならって、毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。
開催日時:2024年4月14日(日) 13:00
料金(税込):1席3,000円(別途拝観料1,500円が必要)
当日の流れ:
唐門前の受付テントへお越しください。
座席券をお渡しします。
13:00までに金堂前の観覧席で係に座席券をお渡しください。
※雨天の場合、観覧席は中止になります。(4月13日夕方に判断)
行列はありませんが、金堂の周りを装束姿で練り歩き、金堂内にて狂言や雅楽を開催します。
「大蔵流狂言奉納」20席限定の特別観覧席
国宝・金堂
桜会の結願である15日に金堂で午前10時から、醍醐寺に伝わる修験道の法要である恵印法要が行われます。金堂内では参座できませんが、外からの参拝はOK。その後、茂山社中による大蔵流狂言が奉納されます。
今年は特別に金堂内に20席限定の観覧席が設けられます。
開催日:2024年4月15日(月)
料金(税込):1名5,000円(記念品付)
別途拝観料1,500円が必要です。
当日の流れ:
唐門前の受付テントへお越しください。
指定席券をお渡しします。
14:30に金堂に集合、係に座席券をお渡しいただき入堂。
住所:〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
電話番号:075-571-0002
URL:https://www.daigoji.or.jp/
アクセス:地下鉄東西線「醍醐駅」下車 2番出口より徒歩10分
京阪バス22/22A系統「醍醐寺前」、301系統「醍醐寺」下車すぐ