
和菓子の王道に立ち返る「KOMU」
開業20周年を迎えた「丸ビル」の、地下1階にリニューアルオープンしたフードゾーン「マルチカ」。オープン前日の内覧会にて、京都で70年を超える歴史ある製餡会社が営むあんこ専門店「都松庵」から誕生した新ブランド「KOMU(コム)」を覗いてみました。

和洋のジャンルであんこのお菓子を発信するお菓子が並ぶ「都松庵」と異なり、「KOMU」は「都松庵」があんこ屋として培ってきた技術を生かし、あえて原点の「和」に立ち返った“王道の和菓子”が並んでいます。
上質を追求した最中や羊羹、グルテンフリーのどら焼き、3つの製餡所のあんこの食べ比べができるどら焼きなど、その内容は王道でありながら新しく進化しています。
それでは、“和”にスポットを当てたオリジナル商品を見てみましょう。
特撰もなか

「特撰もなか」(紙箱2種 丹波大納言小豆・税込3,996円、備中白小豆・税込4,320円/桐箱・税込4,860円)。最中とあんを別々に包装し、食べる直前に合わせる手作りもなかです。

日本一のもち米といわれる滋賀羽二重糯で作った最中種は歯切れよく、定番だからこそ力を入れています。あんは、銅釜を使って直火で炊いた「丹波大納言小豆の粒あん」と「備中白小豆の白粒あん」の2種類。上質さを追求した究極のもなか。自信の最中種の食感は試していただきたいものです。賞味期限は製造日から1年間。
KOMU MONAKA

「KOMU MONAKA(コム モナカ)」(税込単品324円、8個入3,024円、16個入5,184円)。単品だけでなく箱入りでの販売もあり、プチギフトにもちょうどよいですね。

「チョコレートの餡+カカオニブ」「レモンチーズの餡+黒胡椒」「珈琲粒餡+珈琲パウダー」「北海道産粒餡+焦がし」の4種類。あんと最中種を個性的に組み合わせて、あんこの新しい一面と出会える最中です。賞味期限は製造日より4カ月。
羊羹

「羊羹(丹波大納言・備中白小豆・和栗・宇治抹茶)」(税込4本入1,728円、8本入3,132円、12本入4,536円)。厳選した高級素材を使用し、あっさりと京風浅練りに仕上げたあんこ屋さんの本格羊羹。「丹波大納言・宇治抹茶」(税込単品324円)、「備中白小豆・和栗」(税込単品378円)と、単品でも販売されています。王道の和素材だからこそ、味わいが際立ちます。賞味期限は製造日より1年。
丹波大納言小豆 どら焼き

「丹波大納言小豆 どら焼き」(税込単品324円、6個入2,376円、12個入4,320円)。小ぶりサイズのどら焼きで、こちらは粒あんのみの展開です

国産の米粉を使ったグルテンフリーの生地で、じっくり炊きあげた丹波大納言小豆の粒あんを包んでいます。

しっとりともちもちの生地で、小豆のふくよかな甘みと、はちみつの風味にホッとします。生地の薄さとあんの量もちょうどよいバランスで心を満たす一品。どら焼きの賞味期限は、2023年4月27日時点で5月2日まで。
京都の製餡所のどら焼き

あんこの食べ比べができる限定商品「京都の製餡所のどら焼き」(6個入2,484円)。どら焼きのあんこを、京都で愛される「都製餡/北海道産エリモ小豆の粒あん」「中村製餡所/北海道十勝産小豆の粒あん」「山梨製餡/北海道産シュマリ小豆のこしあん」の3軒のあんこ屋さんが炊きました。あんこ好きの人に喜ばれ、食べ比べができる貴重なセット。筆者もとても気になりました!
次世代へ繋ぐ上質な和菓子

「KOMU」の風情のある上質な和菓子は、オフィス街の丸の内で手土産にもぴったり。次々と新しいスイーツが登場する現代で、先人たちが脈々と継承してきたものは、令和の私たちにも変わらず安らぎと温かさを感じさせてくれます。これぞ和心のなせる技と味。王道にも少し変化球をつけているところに、古き文化を大切にしながら新しいものを取り入れる京都らしさを感じて、今まさに脱帽の心地です。
[all photos by kurisencho]
kurisencho ライター
熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。
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