地域で愛され続ける「グルッペ・石渡食品」
1951年に創業し、静岡県三島市と長泉町に3店舗のベーカリーを展開している「グルッペ・石渡食品」。日本で初めて焼いた兵糧用パンを再現した「パン祖のパン」、人気1位の看板商品「みしまコロッケぱん」や「三島人参」など地域性を生かした独創的なパンを数多く生みだしています。
そんなご当地パンも気になるところですが、今回は三島駅改札内の売店で見つけた和菓子のどら焼きを紹介します。芋好き、あんこ好きを魅了して、さらに極厚のビジュアルでお土産売場でも存在感を光らせていました!
2種類のまんぷくどら焼き
世代を超えて愛されているという「まんぷくどら焼き」。静岡ブランドのサツマイモ「三島甘藷」を使った芋あんと小豆餡の2種類。1個約160gと普通のどら焼きの2倍の量で、餡だけでも約130gというずっしり重いどら焼きです!
三島ブランド認定!芋どら焼き
静岡ブランド「三島甘藷」を使った「まんぷく芋どら焼き」(税込363円)。三島市の特産品や技術を活かした地域ブランド(三島ブランド)にも認定されています。箱根西麓地区で育った「三島甘藷」は果実のように甘いことが特徴です。消費期限は5日間。
いざ、開封! 1個ずつ手作りされたどら焼きで、分厚い芋あんをきれいに皮で包み挟んでいます。黄金色の芋餡が美しい!
半分に割ってみると薄いと思っていた皮は想像以上に厚みがあってしっかりと餡を挟んでいます。三島甘藷のペーストに白餡と生クリームを加えた洋風テイストの芋あん。とは言え、洋菓子のスイートポテトのような重めの甘みではなくて、和風すぎず、絶妙な和洋のバランスに仕上がっています!
芋あんは絹のように口当たりなめらかで、三島甘藷の甘みがふわぁ〜と押し寄せて、安納芋の焼き芋を食べている気分。どら焼きのみりんと蜂蜜がほんのり和風の甘みを付けていて、あれよあれよと食べてしまいました!
北海道産小豆の粒あん
定番の小豆餡バージョンの「まんぷくどら焼き」(税込329円)も勿論欠かせません! こちらの消費期限は8日間と少し長め。
どら焼きの皮で「包む」というより「挟む」という言葉がぴったり。上下の皮の間には、北海道産の小豆を使った粒あんがびっしりと!
ふっくらと炊きあげられた粒あんは圧巻の量ですが、甘さが控えめなのであっさりと食べ進みます! 一見「食べられるかな」と怯みますが、これが意外や意外。筆者も含め、ほとんどの方が完食しています! 昔ながらの味わいに、気持ちもほっこり。
現地のおやつや手土産に好評
2024年4月現在、「まんぷくどら焼き」は通信販売はなく、店舗や新幹線の売店でのみゲットできます。「みしまころっけパン」などご当地パンと一緒に、おやつや手土産にと好評のよう。この大きさと量に驚きつつも、「買って後悔なし!」な、まんぷく満足のどら焼きでした!
公式サイト:https://gruppe-ishiwata.com/index.html
公式Instagram:@gruppe.bread
(購入店舗)
ギフトキヨスク三島
住所:静岡県三島市文教町1‐8‐8(北口新幹線改札口脇)
営業時間:7:00 ~ 21:30
定休日:施設に準ずる
交通:「JR三島駅」北口新幹線改札内
[all photos by kurisencho]