【韓国で大人気!ぐるぐるほどける煙突パン】日本初上陸のチムニーパン専門店「Trdlo<トルドロ>」実はお酒もイチオシ!

Posted by: ぶんめい

掲載日: May 30th, 2024

ハンガリー発祥の「チムニーパン」をご存知ですか? 名前の由来は、中身が空洞で煙突のようだから、「チムニー(煙突)パン」です。見た目の可愛さとアレンジの多彩さで、近年韓国で流行中。そんなチムニーパンの専門店が、東京・新大久保に2023年4月からオープンしている「Trdlo(トルドロ)」です! くるくるほどける新感覚のチムニーパンはもちろん、実は夜カフェのお酒も充実で、シナモンをのせたビールもイチオシ。実食ルポでご紹介します。

チムニーパン

韓国からブーム到来中の「チムニーパン」とは

店舗外観

ハンガリーが発祥の「チムニーパン」とは、小麦のイースト生地を丸めて棒の周りに巻き、焼いて作られる筒状のパンのこと。

真ん中が空洞の円筒形が煙突のよう、ということで「チムニー(煙突)パン」と呼ばれます。トッピングの多彩さや、見た目の可愛さで、近年韓国を中心に新たなスイーツとして注目を集めています。

そんなチムニーパンの日本初上陸となった専門店「Trdlo(トルドロ)」は、2023年4月に新大久保にオープンして以来、SNSですぐさま話題に! テレビ取材も訪れる人気なんです。

店名の「Trdlo」とはチェコ語で「煙突パン」という意味。今回はこちらにお邪魔しました!

新大久保のチムニーパン専門店「Trdlo」へ

おしゃれな店内をチェック!

チムニーパン型の看板

新大久保駅から徒歩5分ほど。お店に到着すると、チムニーパン型の看板が目を引きます。

1階

お店に入ると1階は、テーブル席を中心に、木目を基調とした落ちついた空間になっています。注文は奥のカウンターで行いますよ。

2階

2階へ上がると、ライトグレーの壁や床にパステルカラーの椅子が映える、明るい韓国風カフェといった雰囲気。

洞窟のようなベンチシート

特に気になるのは中央のお席! ちょっとした洞窟のようなスペースは、遊び心満載です。

全9種類から人気のチムニーパンを紹介

メニュー表

1階の注文カウンターに戻り、こちらがメニュー表です。

お目当てのチムニーパンは、全部で9種類。その中から、お店の方に聞いた、人気TOP3をご紹介します!

1番人気は「シナモン」(税込680円)。筆者は今回こちらをいただきましたので、詳しくは後ほど紹介しています! 

レインボー

2番人気は、色とりどりのチョコレートが可愛い「レインボー」(税込780円)。写真映え抜群のポップな見た目です。

ヌテラアーモンド

3番人気はヘーゼルナッツのチョコレート味スプレッド「ヌテラアーモンド」(税込800円)。韓国カフェではおなじみのヌテラに、アーモンドが散りばめられています。

1本1本手作り!厨房の様子はこちら

厨房

注文を受けてから焼き上げる、Trdloのチムニーパン。特別に厨房に入って、写真を撮らせていただきました。

焼き上げられるチムニーパン

専用の棒にクルクルと巻きつけられた生地を、こちらの専用の機械で回転させながら5分焼き上げたら完成です。

こんがりと色づいたチムニーパンの表面は、砂糖が溶けてつやつやとしていて、プレーンの状態ですでにおいしそうです!

チムニーパン実食ルポ

ほどいて楽しい新体験スイーツ

チムニーパン カフェラテセット

いよいよできあがり、トレーに乗せていざお席へ。今回はセットメニューからカフェラテSET(税込1,350円)を注文しましたので、ドリンクと一緒にいただいていきます!

3本指の手袋

チムニーパンと一緒に、3本指用の手袋もついてきますよ。こうしたフィンガーナップ型の手袋は、韓国系のチキンを食べるときなどでお馴染みですね。

チムニーパンはちぎって食べるので、手が汚れないのは嬉しいポイントです! 

空洞の中身

中身は空洞で、高さは15cm程でしょうか。表面にはシナモンがたっぷりとかかり、シナモン好きの筆者としては、甘い香りがたまりません!

ほんのり温かなチムニーパンをちぎり、引っ張ると……

クルクルほどける様子

クルクルとほどけていきます! これは面白い!

(ただでさえ不器用な筆者がカメラを構えながらやっているので、ちょっと下手なのはご愛嬌ということでお願いします!)

食べてみると、外はサクサク・内側はモチモチの新食感。スイーツのようでいて、パンのようでもあります。

この絶妙な生地感を実現するのが、原材料へのこだわり。国産小麦とチムニーパン専用の小麦をブレンドした、Trdloオリジナルのものを使用しているのだそう。

先ほどは香りがよいとお伝えしたシナモンですが、口にしてみると苦みやスパイス感はかなり控えめで、あくまでも引き立て役といった感じ。やさしい甘さのチムニーパンとの相性は抜群です。

コーティングと断面

少しシャリっとする砂糖のコーティングも、外側の生地とあわせて楽しい食感です。

おいしいのはもちろん、クルクルほどいて食べるのが楽しく、パクっと完食してしまいました!

トッピングやドリンクにも注目

また、チムニーパンと合わせてトッピングやドリンクも要チェック。

トッピングでは、特に「自家製生クリーム」(税込110円)はお店で作るオリジナル! どんなフレーバーのチムニーパンと合わせてもおすすめとのことでした。

オーロラエイド

筆者はセットメニューのドリンクでカフェラテをいただきましたが、ほかにも写真に映えるカラフルなレモネード「オーロラエイド」(税込650円)なども人気です。

テイクアウト容器

また、チムニーパンはテイクアウトも可能となっています。その際はこちらの専用のカップを用意してもらえるので、崩れずにお持ち帰りできますよ。

夜カフェ利用も充実!「シナモン黒生ビール」とは

お酒のサーバー

実は夜カフェ利用にも力をいれているというTrdlo。日曜~木曜が22時、金曜・土曜・祝日は23時までと、カフェとしてはかなり遅い時間まで営業しています。

そのため各種ビールやハイボール、ワインなど、お酒のメニューはかなり充実しているんです。

シナモン黒生ビール

その中でもイチオシというのがこちらの「シナモン黒生ビール」(税込680円)。

黒ビールと泡の上には、シュガーとシナモンがたっぷり! インパクトのある見た目ですよね。

ジャリジャリとした口当たりはチムニーパンに負けず劣らずの新感覚。ですがそれだけでなく、黒ビールのコクとシナモンのスパイシーさがとても合うんです! 

特製のシナモン

実は、先ほどのチムニーパンと、こちらのビールに使用されるシナモンは別物。

ビールの方に使用されるシナモンには、チムニーパンでは抑えられていたビター感や爽やかな辛みが活きており、より黒ビールとマッチした味わいになっているんです!

アルコール類と一緒にチムニーパンをいただく、甘さとほろ苦さの組み合わせもおすすめですよ。

こだわりのチムニーパンをお試しあれ

店内 レイアウト

2~3年前に韓国でブームに火が付いたというチムニーパン。社長さんがそのおいしさを日本に伝えたいとの思いで出店したのが、Trdloなのだそうです。

食べる過程も食感も楽しいチムニーパンに、ビールとスパイスの組み合わせに出会えるシナモン黒生ビール。どちらも新感覚で、流行も納得のおいしさでした!

カフェタイムはもちろん、夜のお酒での利用にもおすすめできるお店ですので、ぜひトレンドのチムニーパンを、お好きな楽しみ方でご賞味くださいね。
 

Trdlo
所在地:東京都新宿区百人町1丁目1-17
電話番号:03-6233-8234
営業時間:日曜~木曜 :11:00~22:00(L.O.21:10)/金曜・土曜・祝日:11:00~23:00(L.O.22:10)
Instagram:https://www.instagram.com/trdlo_tokyo/
 

 
[Photos by ぶんめい]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。

 


 

PROFILE

ぶんめい

bunmei ライター

インドア派だけど、旅行はあまり計画立てずにフィーリング派。球技できないけど、野球観戦は現地で声出したい。胃弱気味だけど、ラーメン好き。文学部だけど、文字を見ないで美学を専攻。

インドア派だけど、旅行はあまり計画立てずにフィーリング派。球技できないけど、野球観戦は現地で声出したい。胃弱気味だけど、ラーメン好き。文学部だけど、文字を見ないで美学を専攻。

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