神秘的な風景が楽しめる「雲海特別観覧」
TABIZINE編集部の井上です。2024年3月に北陸新幹線が延伸したことで、東京からのアクセスもより便利になった福井県。恐竜博物館があることでも知られる勝山市ですが、SNSでも話題の映えスポットがあるのをご存知でしょうか。
それは、大師山清大寺「越前大仏」。大仏殿内に鎮座する巨大な大仏座像と、その周りを囲むように壁面に並ぶ小さな仏さまが圧巻なんです! 小さな仏さまをバックに撮ったショットが映えるとSNSでも人気。詳しい現地ルポは以下の記事で紹介しています。
そんな越前大仏では、「雲海特別観覧」が2024年5月27日から再開されました。ここは海外か!? と感じるような異国情緒漂う大仏殿を前に、雲海が現れるという粋な演出です。
こちらは11月30日まで開催中で、期間中は毎日8時~9時、16時~17時に行われます。観覧料金は大人2,000円、小人1,000円です。
越前大仏を訪れるなら、ぜひこの雲海が見られる時間に行ってみてはいかがでしょうか。夕方に雲海を見る場合は、拝観時間が17時までなので、雲海を見る前に大仏殿や五重塔、九龍壁、日本庭園などを見ておくとよいでしょう。
大仏殿に差し込む斜光が美しい
小さな仏さまが並んだ壁面をバックにした写真を撮る人が多い大仏殿。窓から斜光が差し込む様子は、またさらに神秘的な雰囲気を醸し出します。この斜光を狙って写真を撮るのもいいですね。
実はこの斜光と、先に紹介した雲海は、オルタナティブ・アコギロック・ユニット GoodMoonの新曲「Geo」のミュージックビデオにも登場。以下のYouTubeから見られます。
ちなみに、斜光が差し込むショットを撮るには、5月下旬~6月上旬の晴れた日がベスト。6月中旬以降は、日の入りが遅くなり拝観可能時間中に斜光が入らない可能性が高くなります。
新たなフォトスポットも
大仏殿には、人が一緒に写ることで完成する「大仏」人文字のフォトスポットも新たに設けられました。「仏」のモニュメントの横に人が大の字になって並べば、「大仏」の文字ができあがり。白い服を着て行けば、より映える写真が撮れるかもしれません!
住所:福井県勝山市片瀬50字1-1
電話番号:0779-87-3300
開館時間:8:00~17:00(冬季変更有)
休館日:無休(冬季臨時休業有)
拝観料:大人 500円/小人(小・中・高校生)300円
公式サイト:http://etizendaibutsu.com/
[Photos by 勝山市観光まちづくり,Aya Yamaguchi]