渋谷と青山をつなぐ新たな複合施設「渋谷アクシュ」

渋谷アクシュは銀座線ヒカリエ改札徒歩1分、青山通り沿いの便利な立地。渋谷を代表するエリアである奥渋や渋南などに続く“青渋”のアイコンになることを目指しているのだとか。

5階〜23階はオフィスです。オフィスエントランスは3階にあり、緑あふれる空間。

オフィスエントランスの窓際には、教会が見えるちょっと隠れ家感のあるベンチもあります。

同じく3階にあるレンタルスペース「階段室（たまりば）」。セミナーはもちろん展示会やポップアップストア、PRイベントなどに使えるユニークなスペースです（申し込みすれば誰でも利用OK！）。

1階〜4階には飲食店などが集まる商業ゾーン。沖縄・恩納村のハワイアンカフェ&ダイナー「hale’aina HOA（ハレアイナ・ホア）」や、葉山で人気のある一軒家イタリアン「TRATTORIA PIZZERIA」、スパイスカリー&クラフトビールの「Spice Theater（スパイス シアター）」など15テナントがありますが……

日本橋の老舗塩問屋が居酒屋を初出店！「塩・酒・肴 中井商店」

今回注目するのはここ！ 「塩・酒・肴 中井商店」です。

日本橋の老舗塩問屋「中井商店」が提案する新しい居酒屋の形がこちら。店内には浮世絵や着物も飾られ、レトロな懐かしさと粋な雰囲気が漂います。

しっぽり落ち着ける席も

そして最大の特徴は卓上に10種類のオリジナル塩が置かれていること！

レモン塩・辛い塩・クミン塩・わさび塩・カレー塩……

極塩・抹茶塩・万能塩・ハーブ塩・バルセロナ減塩……

これらの塩をお好みで組み合わせながらお酒と料理を楽しむわけですね。

みずみずしすぎる野菜とジューシーすぎる唐揚げ！

この日は取材中だったのでお酒は断念（無念）。試食で用意されていた「鮮野菜スティック」「鶏の唐揚げ＆フライドポテト」「日本橋鶏天」をいただきます！

まずは野菜から。おすすめは極み塩・わさび塩・辛い塩などだそうですが、筆者は極み塩とレモン塩をチョイス。驚くのは野菜のシャキシャキ感です。どれも鮮度抜群でみずみずしい！ 特に長芋が感激モノでした。これからの暑い夏を乗り切れそうな生命力あふれるおいしさです。そこにちょっと塩をつけて食べるとまた、野菜の甘みが引き立ちます。辛い塩やハーブ塩もGOODでした。

鶏の唐揚げ＆フライドポテトはおすすめ塩の一つであるクミン塩で。唐揚げ自体に塩麹の旨味がしみているので、塩はひかえめに。これほど肉汁あふれる唐揚げはなかなかお目にかかれない！ そのままでもいけますが、クミン塩は確かにお肉によく合います。ポテトはカレー塩もいい感じでした。

塩で料理が無限に楽しめる！

ランチメニューは「日本橋鶏天定食（税込1,000円）」や「三元豚ロースカツ定食 120g（税込1,100円）」「イクラ焼き鮭定食（税込1,500円）」など定食を中心にうどんやカレーなどもラインナップ。

「ランチタイムでは、メニューをご注文するとゆで玉子をご用意します。10種の塩から、その日の気分で味わってみて下さい」とのこと。ゆで玉子をどうやって食べようかワクワクするお店はそうそうありません。ゆで玉子が苦手な場合は「冷奴」に変更してくれます。

夜は多彩な一品料理がそろいます。今回試食した「10種の鮮野菜スティック（税込980円）」「鶏の唐揚げ＆フライドポテト（税込820円）」「日本橋鶏天（税込820円）」はもちろん、「祝い料理の「本日の塩釜焼（税込2,600円）」や、塩麹の鶏を紙に包んで旨味を閉じ込める「塩麹ペーパーチキン（税込550円）」をはじめ、揚げ物、刺身、焼き物などなど、どれも卓上の塩がその日の宴を盛上げてくれますよ。

オーナーにお酒のおすすめ聞いてみました！

さてさて、「塩・酒・肴」というからにはお酒も豊富に取りそろえていらっしゃることでしょう。オーナーの山本さんにおすすめを聞いてみましたよ！

 
確かにお得。これは料理だけでなくお酒も進んでしまいそうです。今度は夜に再訪したいと思います。
 

©︎Aya Yamaguchi
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。