「八食センター」の楽しみ方!何がすごいの?
八食センターは、1980年にオープンした創業40年以上の老舗巨大市場。新鮮な魚介や野菜・菓子・地酒など、八戸の「食」が一堂に集ったテーマパークのようなスポットです。60以上の店舗が軒を連ねる市場棟と、郷土料理などを味わえる飲食棟に分かれています。飲食街の「味横丁」や、客席数約600席の飲食棟「厨(くりや)スタジアム」では味や旬の食材にこだわったお店の数々に思わず目移り。鮮度抜群なとれたての魚介類についつい涎が出てしまいます。
ズラリと並んだ活きのよい鮮魚たちを横目にちょい食べで小腹を満たすのも楽しい時間。立ち飲みで地酒をちょい飲みもいいでしょう。鮮度抜群の海の幸をお好みで選べる青森名物の海鮮丼「のっけ丼」や、八食センター内で買った食材をすぐ七輪で焼いて食べられる「七厘村」など、贅沢なご当地グルメもランチで楽しめます。
お土産もギフトもすべてがそろう!市場棟の「鮮魚コーナー」
市場棟の鮮魚コーナーは、所狭しと並んだ海産物の宝庫。獲れたてぴちぴちの鮮魚は全国各地へ宅配便で送ることも可能。魚によっては生きたまま発送できる商品もあるそうですよ。
購入した魚をその場で焼いていただきます!「七厘村(しちりんむら)」
市場棟の中央にある「七厘村」は、買ったばかりの食材を七輪で焼いて食べられる施設。ご飯や焼きおにぎり、せんべい汁、青森県産100%リンゴジュースから地酒まで、青森を堪能できるメニューもそろっています。
住所:八食センター1階
貸出し受付時間:9:00~17:00
電話:0178-29-4451
定休日:水曜日
利用料(2時間):大人500円、小学生:200円、幼児:無料
公式サイト:https://www.849net.com/map/shop/shichirin.html
腹ごしらえには青森名物「のっけ丼」も
のっけ丼 1,070円(税込)※のせる具材により料金は変わります
七厘村も捨てがたいのですが、今回は青森名物「のっけ丼」をいただくことに。こちらは店頭に並んだ新鮮なお刺身を選んでごはんにのせていく、というおいしさが確約された丼ぶりです。筆者の好みが偏りすぎているためあまり鮮やかな見た目にならなかったものの、「好きなものを好きなようにのせる」という意味では、誰よりものっけ丼に適した人材だったのかもしれません。
ウニ 700円(税込)
同行者はウニに舌鼓。「信じられないほどおいしい!」と歓喜の声をあげていました。
館内にはいくつも休憩スペースがあるので、購入した食材を持ち寄ってゆっくり味わうことができます。
住所:八食センター1階
営業時間:9:00~18:00
電話:0178-28-9367
定休日:水曜日
公式サイト:https://849net.com/map/shop/kaga.html
立ち飲みで地酒を飲み比べ「八食酒屋 地酒本舗」
陸奥 八仙(夏吟醸)/八仙 URARA 共に1杯300円(税込)
小腹が満たされたら次に楽しみたいのはやっぱり地酒! センター内にある「八食酒屋」は県内随一の品揃えを誇る地酒専門店。季節のおすすめなどをおちょこでいただきます。この日にいただいた「陸奥 八仙(夏吟醸)」は、暑い夏の日にぴったりな微発泡のお酒。やや辛口で口当たりの爽やかな一杯でした。
住所:八食センター1階
営業時間:9:00~18:00
電話:0178-28-9393
定休日:水曜日
料金:立ち飲み1杯300円(税込)~
公式サイト:https://www.849net.com/map/shop/sake-service8.html
こんなの初めて!お土産で大人気の「チョコQ助」
チョコQ助 249円(税込)
家族や友人へのお土産に、八戸ならではのお菓子はいかがでしょう。筆者のおすすめは2021年に発売が開始された「チョコQ助」。いわずと知れた『南部せんべい』とチョコレートが運命的な出会いを果たした超人気ヒット商品で、通常の南部せんべいよりも軽い焼き加減でサクサクとした食感がクセになります。
ひとり3個までの個数制限があり、ホワイトチョコのかかった「チョコQ助・白」は午前中で売り切れていました。非常に軽く、持ち帰りが苦にならないのもお土産として魅力的な点のひとつです。
南部せんべいは豆・胡麻・いか・えびのり・バター・にんにくなど種類も豊富で、青森県でどれほど愛されているのかを感じる充実のラインナップ。
アップルスナック 400円(税込)〜
青森名物アップルスナックもありました。
住所:八食センター1階
電話番号:0178-28-9321
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.849net.com/map/shop/shinbori.html
チョコQ助を使ったパフェも!創作南部煎餅専門店「BEILAB ベイラボ」
2024年2月にオープンした新店舗「BEILAB ベイラボ」は、南部せんべいを使ったサンドや創作料理、チョコQ助を使ったパフェまでそろう創作南部煎餅専門店。北広場の横にあるので見つけやすいですよ。
南部せんべいにモッツァレラチーズとピザソースを挟んだ賞味期限60秒の「とろとろチーズせんべい 税込280円」や、プレミアムチョコQ助やさきいかパウダーをトッピングした「いかプリンソフト 税込480円」など気になるメニュー満載です!
住所:八食センター1階
電話番号:0178-70-5435
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
公式サイト:https://beilab.jp
施設サイト:https://www.849net.com/map/shop/beilab.html
八食センターへのアクセス
▶車
・八戸自動車道八戸IC・八戸喜多ICから約10分
・無料駐車場1,500台完備
▶電車
・JR長苗代駅から徒歩で約23分
・JR八戸駅から「八食100円バス」で約12分またはタクシーで約10分
※八戸駅からのタクシー料金は1,500~1,900円程度
住所:青森県八戸市河原木字神才22-2
電話:0178-28-9311
営業時間:市場棟 9:00~18:00
アジ横丁 9:15~18:00(L.O.17:30)
厨スタジアム 9:00~21:00
定休日:水曜日 ※お盆、年末年始、祝日は臨時営業
公式サイト:https://www.849net.com/
公式通販サイト:https://www.849shop.com/
公式SNS:[instagram][X]
備考:店舗によって営業時間が異なります。
八戸に来たらまずは「八食センター」へ!
八食センターは新鮮な魚介からお酒、精肉、果物、総菜までが勢揃い。館内で買った食材をすぐに炭火焼で楽しむことのできる「七厘村」や、家族や友人へのお土産に活きのよい鮮魚を生きたまま宅配便で送ることもできちゃいます。はじめて訪問した方にこそ訪れて欲しい、八戸自慢のスポットです。
[Photos by Aya Yamaguchi , はなすけ]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
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