「OMO7高知 by 星野リゾート」5つの推しポイント
- 広々とした開放感ある大浴場「トサノユ」に癒やされる
- 客室からの眺望よし!
- お部屋で楽しめる「酔っちょれセット(有料)」でもらえる盃「べく杯」が可愛い
- ディナービュッフェで作れる「芋けんぴパフェ」が楽しい
- 1泊1室53,000円~(1室あたり・税込・夕朝食付)
「OMO7高知 by 星野リゾート」ってどんなホテル?
OMO7高知は、東京・羽田空港から、高知空港まで飛行機で約1時間20分、空港から高知市内空港連絡バスで約30分と、計2時間ほどでアクセスできます。「菜園場町(さえんばちょう)停留所」でバスを下車し、徒歩約3分と停留所から近いのも便利です。
OMO(おも)のコンセプトは、テンションあがる「街ナカ」ホテル。その土地のよさを、余すことなくディープに感じることができるのが大きな魅力なんです。スタッフによるガイドツアーや、滞在の拠点となる「OMOベース」にあるスタッフおすすめのショップ情報がまとまった「ご近所マップ」、ホテル内で行われるナイトイベントなど。
カフェやディナー&モーニングビュッフェでは、カツオやいも天、芋けんぴ、郷土料理など、ご当地グルメをたっぷりと満喫できます。
OMO7高知のエントランスを入ると、大きな「OMO」のオブジェと、抜群の存在感を放つ木彫りの土佐犬が迎えてくれます。その奥には、空間を贅沢に使った開放感のある大階段が! 旅のわくわく感を盛り上げてくれます。
大浴場「トサノユ」で心身ともに癒やされる
1日の終わりには、広いお風呂に浸かってゆっくりと疲れを癒やしたいものですよね。OMO7高知の大浴場「トサノユ」は、内湯、露天風呂に加え、サウナもあります。
明るい時間と夜に入るのとでは、ガラリと印象が変わる露天風呂。明るい時間は特に、より開放的な雰囲気が楽しめます。露天風呂の前にある庭園は、植物学者、牧野富太郎博士が生まれ愛した土佐の原風景を模したもの。
暮らしの中で親しまれてきた薬用植物を多く取り入れ、トサミズキやトサシモツケ、トサノミツバツツジなど、土佐に根付く四季折々の草花の風景が楽しめます。夜には、庭園から植物の香りが漂い、虫の鳴き声と相まって、天然のヒーリング効果たっぷりです。
露天風呂、内湯、水風呂、ドライサウナ、湯上がり処、脱衣所
時間:15:00~25:00/5:00‐10:00
※温泉ではありません
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/sp/publicbath2/
眺望最高!居心地もよく機能性に優れた客室
高知の宴会文化「おきゃく」をコンセプトにした客室は、8タイプ全133室。筆者が宿泊した、3名まで宿泊できる「うたげセミスイート」は眺望もよく、開放感もたっぷりです。窓側にソファが配されていて、鏡川や高知市街を一望しながら過ごせます。
4名まで宿泊できる「うたげスイート」は、ソファとテーブルが配され広々。ベッドの下があいているので、スーツケースなど大型荷物の収納スペースとして使えるのもうれしいです。
うたげスイート、うたげセミスイートともに、土佐犬が宴会を楽しむ様子を描いたウォールアートがあります。
酔っちょれセットで可愛い盃「べく杯」がもらえる!
高知県といえば、お酒が強く、よく飲む人が多いイメージがありませんか? それは宴会好きの県民性からきているのかもしれません。OMO7高知では、宿泊者限定で高知の宴会文化「おきゃく」について学べる「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」も毎日無料で開催されているので、参加してみると理解が深まります。
宴会のお座敷遊び「可杯(べくはい)」や「菊の花」も体験しながら学べる楽しい講座です。
開催時間:毎日17:00~17:30
集合場所:1階OMOベース大階段
※宿泊者限定(滞在中のみ)のアクティビティです。
※内容が変更になる場合があります。
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/activities/14205/
お部屋で高知のおきゃく文化を楽しめる「酔っちょれセット(2人前4,800円)」も用意されています。高知の郷土料理をアレンジしたおつまみに、高知の地酒2本、べく杯(高知のお座敷遊びで使われる盃)がついてきて、お部屋で宴会が楽しめます。
天狗、ひょっとこ、おかめにコマがセットになったべく杯。お座敷遊びでは、この3種の盃とコマを使って遊びます。コマを回し倒れたところで、表示されている3種のうちいずれかの盃でお酒を飲みます。お酒を注がれると、飲み終わるまで置くことができないという、楽しくも恐ろしい遊びです。
べく杯については、以下の記事で詳しく紹介しています。
お部屋でお座敷遊びを楽しんだら、べく杯が持ち帰れるのもうれしい。見た目も可愛く、旅のよい記念になりますね!
受け渡し時間:19:30~21:30(1階 OMOベース)
対象:大人
含まれる内容:おつまみ(複数皿)、日本酒 (二合瓶・2本)、べく杯、風呂敷
料金:4800円/1セット(2人前)
申し込み:専用予約ページから受付又はフロントで
※施設での当日分の申し込みは21:30までとなります。
※当日の予約については、在庫状況によって用意できない場合があります。
※宿泊者限定(滞在中のみ)の提供品です。
※内容が変更になる場合があります。
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/activities/14079/
ディナービュッフェで自由にトッピングできる「芋けんぴパフェ」
高知のお土産としても知られる「芋けんぴ」。OMO7高知でも、目の前で仕上げた芋けんぴがディナービュッフェでも楽しめます。ソフトクリームに好きなソースやトッピングをかけて、芋けんぴを好きなだけ添えて「芋けんぴパフェ」のできあがり。
ソフトクリームもおいしくて、トッピングも種類豊富で楽しいです。
藁焼きカツオの実演もあり!ディナービュッフェ
高知といえば、カツオ! 夕食では目の前で藁焼きカツオの実演もあり、迫力満点です。
そのほか、みょうがやタケノコ、こんにゃくを使った田舎寿司や、高知ではシメにいただくという屋台餃子など、ご当地ならではのグルメがずらり。高知県内でも食べられるところが少ないという、蟹の旨味たっぷりな「つがにそうめん」も楽しめます。
ドリアやペンネ、クリーム煮など洋食のメニューのほか、麻婆豆腐や海老チリ、チャーハンなど中華のメニューなど、幅広いラインナップなのもうれしいです。
ドリンクは高知の日本酒3種飲み比べをチョイス。さすが酒豪の多い高知県……3種とも小さめボトルで提供されます。ソフトドリンクは、仁淀川ジンジャーエールのほか、文旦ドリンク、小夏ドリンク、ゆずドリンクなど、柑橘系ドリンクがそろっています。
用意された大皿に料理をいろいろ盛って、皿鉢料理風にしてみました。宴会気分でいただきます!
高知のソウルフード「いも天」も!モーニングビュッフェ
朝食のビュッフェでは、田舎寿司やじゃこ天などの郷土料理はもちろん、女性にうれしい小さいパンも種類豊富に並んでいます。クロワッサンや塩パン、チーズベーグル、ブリオッシュ、カレーパンなどなど、ミニサイズなのでいろいろ食べられるのがいいですね。
目の前で仕上げてくれる、高知県のソウルフード「いも天」も。高知空港のショップや日曜市でも楽しめるいも天は、それぞれ微妙に味が違うので、食べ比べしてみるのもおすすめです。
大皿にパンを並べて、フレンチトースト、サラダやスープ、ヨーグルトにグラノーラ、デザートの白桃コンポートと盛りだくさん! 朝からお腹も心も満たされる、幸せな朝食時間です。
ディナー、モーニングともに、食後に温かいコーヒーやカプチーノ、紅茶やハーブティーも楽しめます。紙カップも置いてあるので、食後に部屋に持ち帰れるのも便利です。
【ディナービュッフェ】
時間:18:00~20:30(18:00~/18:30~/19:00~の3回予約制)
料金:大人1名6,000円/子ども(11歳以下7歳以上)1名4,200円/子ども(6歳以下4歳以上)1名1,500円
【モーニングビュッフェ】
時間:7:00~10:00(最終入店9:30)
料金:大人1名2,500円/子ども(11歳以下7歳以上)1名2,500円/子ども(6歳以下4歳以上)1名600円
ディナービュッフェは、外来利用OK・モーニングビュッフェは宿泊者のみ
料金は税・サービス料込
OMOカフェ&バルの「カツオドッグ」もおいしい
手ごろなスナックやドリンク、ジェラートがそろうOMOカフェ&バルもあります。中でも、カツオを混ぜ込んだソーセージがのった「カツオドッグ(税込850円)」は、満足感とおいしさがそろったメニュー。小腹を満たすのにもぴったりです。
オーダーしたものは、カフェ内だけでなく、同じフロアにある大階段やラウンジでくつろぎながら楽しめます。
時間:10:00~22:00(最終入店21:45)
カフェのすぐ隣の一角には、OMO7高知ならではの雑貨などが買えるお土産ショップも。筆者らがその可愛さに目を奪われ、思わず購入に至ったTO&FROとOMO7高知コラボの商品は、オンラインでも販売されていない、ここでしか買えない特別感あふれるアイテム。
可愛いクジラや花メダルの絵が入ったトラベルオーガナイザーエアー(Sサイズ 税込2,970円~)やエコバッグ(税込4,950円)は、旅好きのココロくすぐるアイテムです。
よさこいの熱気でアツい夜を
高知県のお祭りといえば「よさこい祭り」がありますよね。OMO7高知では、祭りの熱気と活気が1年中味わえるように、「よさこい楽宴(らくえん)LIVE」が毎日21時から開催されています。
振付や楽曲、衣装まですべての演出がOMO7高知オリジナル! 観客も気楽に踊りを体験できて、よさこい祭りの雰囲気を楽しむアツい夜を過ごせます。
街路市をめぐるツアーもあり!
高知市が認めた公設の街路市「日曜市」は、300年もの歴史があり、人気観光スポットのひとつ。OMO7高知では、スタッフがガイドとなって案内してくれるツアーがあります。宿泊者なら、無料(路面電車乗車券代200円が必要)で参加OK!
街路市については、以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひチェックを!
開催時間:毎週日曜日(雨天決行)
1回目:7:00 AM~8:00 AM
2回目:8:15 AM~9:15 AM
所要時間:1時間
対象:年齢制限なし
料金:無料
※日曜市路面電車の乗車券代200円別途要。(2024年11月1日よりは230円となります)
※日曜市までは路面電車を乗っての移動となります。
定員:最小催行人数1名/回、最大定員6名/回
集合場所:1階ご近所マップ前(出発5分前までに)
持ち物:歩きやすい服装、靴でご参加ください。
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/activities/14080/
気になるアメニティは?
ホテルに泊まると気になるのがアメニティ。OMO7高知では、フロント横に置かれたアメニティから、自分の必要なものをピックアップしていくスタイル。歯磨きセット(大人・子ども)、ヘアブラシ、ヘアゴム、綿棒、コットン、ボディタオル、カミソリが用意されています。
館内着(大人用フリーサイズ、LLサイズ、子ども用)も他のアメニティ同様、フロント横からピックアップします。
客室には冷蔵庫の中にウォータージャグがあるので、各階に設置されているウォーターサーバーで水を入れて使用します。玄米茶のティーバッグもあり。お部屋で気軽にコーヒーやハーブティーを楽しみたい人は、持参するのがおすすめです。
大浴場「トサノユ」には、タオルや化粧品、アメニティがそろっているので、手ぶらで行っても問題なし! クレンジングは脱衣スペースにあり、他にはハンド&フェイスソープ、化粧水、乳液があります。
その他、コットン、綿棒、ヘアゴム、ヘアブラシ、ドライヤーなど必要なものがそろっていて安心。OMOのアメニティについて詳しくは、こちらも参考にしてみてください。
高知県のあれこれを全部楽しめるホテル
OMO7高知に泊まれば、高知県のご当地グルメから、お祭り、その土地に根付く文化まで、ご当地を深く知ることができるのが最大のメリット。土佐のおきゃく講座や、よさこい楽宴LIVE、街路市をめぐるツアーなど、アクティビティにもフルに参加して、ご当地の文化に触れてみてくださいね。
所在地:〒781-0832 高知県高知市九反田(くたんだ)9-15
電話番号:050-3134-8095(OMO予約センター)
宿泊料金:1泊53,000円~(1室あたり・税込・夕朝食付)
チェックイン 15:00、チェックアウト 11:00
アクセス:とさでん交通「菜園場町駅」から徒歩3分、高知空港から車で30分
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/
[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]