東京タワーに10月から新展望ツアーが登場
TABIZINE編集部の山口です。
高さ333mの東京タワー。遠くから眺めると美しく親近感もある素敵な塔ですが、下から見上げるショットも迫力があっていいですよね。今日は、この東京タワーについてのお話です。
東京タワーには高さ150mのメインデッキと、高さ250mのトップデッキとあり、展望台のチケットも2種類ありました。そこに2024年10月、新展望ツアー「TOKYO DIAMOND TOUR(トウキョウ・ダイヤモンドツアー)」が登場。
メインデッキとトップデッキ、2つの展望台を楽しめるのはもちろん、エレベーターに待たずに乗れたり、ツアー客専用のラウンジがあったりと、プレミアムな内容です。
今回は、このトウキョウ・ダイヤモンドツアーのツアールートで鑑賞できる、東京タワー建造時の写真から、スリリングすぎて筆者が慄いたものをピックアップ!
メイプルラウンジへ続くレッドカーペットの写真
まずは、ツアー客専用のメイプルラウンジへ続くレッドカーペットの壁に展示されている写真から見ていきますよ。
ひっ!! わかりますか? 命綱があるとはいえ、こんな高さまで身ひとつで登るなんて!! 右の写真の方は胡座をかいてひと休みでしょうか。怖すぎます!!
筆者は高所恐怖症ではないのですが、さすがにこのシチュエーションは無理です。想像しただけで足がすくんでしまいます。
Histories Alleyの写真
レッドカーペットを抜けると、東京タワー建造時からの様子を見ることができる「Histories Alley」。ここでも古い写真が展示されています。
ん??
この人たち!! ポーズ取ってませんか!? 取ってますよね!? 余裕ですか!?
最初は高すぎる場所でバランスを取るために、不自然な体勢になっているのかと思いましたが、これは絶対ポーズだと思いました。
さらに展示会場内では、鉄骨につかまりながらの足場架け作業をする写真も(1958年1月頃)。
実はこうした身ひとつで東京タワーに登る作業は、建設時だけでなく、現在もメンテナンスなどの際には行われているようです。315m地点あたりよる上には、作業員が自力で登る必要があるそうです。
タワーのてっぺんにある航空障害灯の交換を行うのも人の手だなんて、信じられない!!
そして電波塔としての役割を果たしていることを想うと、作業員の方々に感謝の気持ちが湧いてきました。
※2013年以降テレビ電波送信の大部分はスカイツリーへ移行。現在はテレビ電波送信の予備施設としての機能のほか、TOKYO FMとInterFM897のラジオ電波を流しています。
新ツアー客専用ラウンジ「MAPLE LOUNGE」にある謎の軟式ボール
トウキョウ・ダイヤモンドツアー客専用ラウンジ「メイプルラウンジ」には、謎の軟式ボールがあります。
2012年7月10日、半世紀ぶりに高さ306mで発見されたという、謎の軟式ボール。これまでも一般公開されてきていたので、何度か見た経験があるのですが、やはり現物を見ると何度でも興奮します。
306mといえば、頂上にも近いかなり高い部分。東京タワーの先端部のアンテナ支柱の取り換え工事の際、そのアンテナの中から見つかったと言います。
どうしてそんな場所から見つかったのか、未だにはっきりしたことはわかってないそうですが、見るたびに東京タワーの歴史とロマンを感じます。